ブンデスリーガ王者のバイエルンは、ブライトンの三笘薫やレアル・ソシエダの久保建英への関心が取り沙汰されてきた。

　だが、ここにきて新たな日本代表アタッカーをリストアップしているようだ。フランクフルトやドルトムントも獲得に動いているとされる堂安律だ。

　ドイツメディア『ABSOLUT FUSSBALL』は６月11日、「バイエルンがフランクフルトの夢の選手獲得のため移籍ポーカーに参入か？」と題した記事を掲載。次のように報じた。

「ドイツ王者バイエルンは大きな変化に直面している！レロイ・ザネが契約延長を突然拒否したのを受け、新たな攻撃陣のオプションを熱心に模索している。そして、実は他クラブの獲得希望リストのトップに名を連ねているブンデスリーガのスター選手が注目を集めている」

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　同メディアは、大手紙『Bild』の情報を元に、「バイエルンはウイングに２種類の異なるタイプの選手の獲得を検討している。一人は国際レベルのトップスター、もう一人は成長の可能性を秘めたチャレンジャーだ。後者の候補として、フライブルクのドウアンが有力視されている。26歳の日本代表については、バイエルン内で検討が進められている」と報道。こう続けた。

「ドウアンは昨シーズン、ブンデスリーガで34試合に出場して10ゴール・８アシストを記録し、自身最高のパフォーマンスを見せた。ドリブルに長けた左利きの選手であるドウンの契約は2027年までで、移籍金は約2000万ユーロと報じられている。特に物議を醸しているのは、堂安が数か月前からブンデスリーガの他のクラブから熱烈な関心を集めていたことだ。スカイによると、フランクフルトはドウアン獲得に全力を注いでおり、現在この左利きの選手を獲得するために『全力を尽くしている』という」

「ドルトムントもここ数か月、ドウアンに興味を示してきた。フライブルク退団はすでに決定的と見られており、クラブはこのスター選手の後継者も見つけている」

　ライバルクラブが狙う日本代表の10番を王者が“強奪”するのか。今後の動きから目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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