［北中米W杯アジア最終予選］日本 ６－０ インドネシア／６月10日／市立吹田サッカースタジアム

　森保一監督が率いる日本代表は６月10日、インドネシア代表と大阪で対戦。すでに北中米W杯出場を決めていたなか、６－０で大勝し、最終予選をゴールラッシュで締め括った。

　この試合をもって、欧州組の2024-25シーズンが終了。より去就が注目を集めることとなる。ステップアップや出場機会確保を目ざす選手、２部に落ちてしまった選手など、それぞれ立場は異なるなか、遠藤航はリバプール残留が基本線だ。

　先日に『ABEMA』の番組に出演した際に、元日本代表の槙野智章氏から「来季もリバプールでプレーする姿を期待してもいいですか？」と問われ、「そうですね。期待してもらって大丈夫です、今のところ」と答えていた32歳のキャプテンに“最新情報”を訊いた。

「何にも変わってないですね。もちろん移籍期間がまだ全然あるので、オファーがあれば考えますけど、基本的にはリバプールでいいと思います」
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　リバプール２年目はクローザーとしてプレミアリーグ制覇に貢献した遠藤はまた、「今季はどんなシーズンで、どんな締め括りになった？」という質問に対しては、次のように語った。

「チームでの出場機会はそんなに多くなかったですけど、しっかり自分の中で高いパフォーマンスをキープしながらプレミア優勝に貢献できたことは良かったと思います。代表に関して言っても、しっかりワールドカップ（出場を）決められたところは、まず一安心というか、自分たちが目ざしていた部分ではあるので良かったです。まあ、すごい満足しているわけではないですけど、次のシーズンに繋がる素晴らしい１年だったと思います」

　途中出場を重ねたなかで見えた部分があるようだ。遠藤はさらに、こうも伝えた。

「スタメンで出てる選手だけじゃなくて、途中から出る選手たちの重要性はすごく感じたシーズンでした。それは僕だけじゃなくて、他の選手も含めてそうです。そこは代表でも同じことが言えると思うし、ワールドカップでも言えるところ。

　今回こうやってメンバーを入れ替えながら、オーストラリア戦は負けてしまいましたけど、基本的には勝ちを積み重ねてここまで来られたのは素晴らしいと思うし、優勝する上では間違いなく欠かせない要素にはなっていくのかなと思いますね」

　あらゆる経験が個人の成長、ひいては日本代表のレベルアップに繋がっている。

取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）

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