［北中米W杯アジア最終予選］日本 ０－１ オーストラリア／６月５日／パース・スタジアム

　日本代表は６月５日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第９節で、オーストラリア代表と対戦。０―１で敗れた。

　すでに本大会出場を決めているなか、今予選初出場の選手を８人スタメンで起用した森保ジャパンはポゼッションでは圧倒し、試合を通して押し込んでいたものの、一瞬の隙を突かれて90分に被弾。今大会初黒星を喫した。

　そんな日本代表に、相手はどんな印象を持ったのか。試合後の取材エリアで、FC町田ゼルビアのFWミッチェル・デュークを呼び止めて話を訊くと、満面の笑顔でこうコメントした。

「彼ら（日本）はボールを支配し、チャンスもいくつかあった。でも、僕たちにとっては、まさに決定機が重要だった。そして幸いなことに、オーストラリアがその決定機を掴み、勝利を収めることができたんだ」

「日本は本当に素晴らしい。フルメンバーではなかったけど、彼らはクオリティの高さを見せた。どんな選手を起用しても、危険なプレーをし、チャンスを創出する力を持っている。素晴らしいよ」

【画像】日本代表のオーストラリア戦出場16選手＆監督の採点・寸評を一挙紹介！ 最高点は対人の強さを発揮したCB。代表デビュー組の評価は？

「日本で印象に残った選手はいますか？」と尋ねると、ニコッと笑い、この日が代表デビュー戦で、昨季まで町田で共闘した平河悠（現ブリストル・シティ）の名前を挙げた。

「ヒラカワは本当に素晴らしかった。彼は非常に危険な選手だった。ドリブルも非常に優れていた。何度かチャンスを作り出していたしね。このレベルで彼が活躍しているのを見られて嬉しいよ」

　最後に、「サウジアラビア戦は厳しい試合になる」と最終節に向けて気を引き締めたデューク。引き分け以上で、オーストラリアのワールドカップ出場が決定する。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部／現地特派）

【記事】「この日本人、どこから来たんだ」「めちゃくちゃ叩かれた」28歳の日本人“SB”が欧州で驚異の14G14A！不甲斐ない半年からなぜ覚醒できたのか「めっちゃ大事だなと…」

【記事】「２軍でも恐怖」「それでも欧州組が18人もいるのか」日本代表の招集メンバー27人＆“選外”の27人リストに対戦国は唖然！

【画像】絶世の美女がずらり！ Ｃ・ロナウドの“元恋人＆パートナー”たちを年代順に一挙公開！