2025年６月５日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選が行なわれた。残り１節の段階で本大会出場を決めたのは？　プレーオフ行きを確定させたのはどこか。“命運”分かれた９節を振り返りつつ、最終節の見どころも紹介する。

　まずグループAの３試合結果は以下の通り。

グループA
UAE０−０ウズベキスタン
カタール１−０イラン
北朝鮮２−２キルギス

　これを受け、２位以内を確定させたウズベキスタンがワールドカップ初出場と歴史的快挙。４位以内を確定させたUAEとカタールがプレーオフに回ることになった。最終節を前に「出場組」「プレーオフ進出組」「敗退組」に分かれている。一時は予選敗退も危惧されたアジア王者はその面子を保つ形で本大会出場への望みを繋いだ。

　グループBの３試合結果は以下の通りだ。

グループB
イラク０−２韓国
オマーン０−３ヨルダン
クウェート０−２パレスチナ

　この結果、２位以内を確定させた韓国とヨルダンが本大会出場決定。ヨルダンはウズベキスタンと同じくワールドカップ初出場で、こちらも歴史的快挙だ。またイラクがプレーオフ進出決定。残るひとつのプレーオフ枠をオマーンとパレスチナで争う。最終節のパレスチナ対オマーン戦は“生死を分ける戦い”になる。

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　最後に、グループCの結果は以下の通り。

グループC
オーストラリア１−０日本
インドネシア１−０中国
バーレーン０−２サウジアラビア

　中国に勝利したインドネシアが４位以内を確定させてプレーオフ進出決定。日本を劇的な展開で下したオーストラリアは、３位のサウジアラビアと勝点３差で得失点差で「８」も上回っており、かなり優位な状況で最終節を戦える。サウジアラビアは次のホームゲーム（相手はオーストラリア）で５点差以上の白星が２位確保の条件になる。

　ちなみに、最終節を前に予選敗退が決定しているのは、キルギス、北朝鮮、クウェート、バーレーン、中国の５か国だ。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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