森保一監督が率いる日本代表は６月５日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選で、オーストラリア代表と敵地パースで対戦している。

　すでに北中米W杯出場を確定させているなか、前回の３月シリーズから14人を変更。三笘薫、堂安律、南野拓実、伊東純也ら常連組の招集を見送った一方、鈴木淳之介、熊坂光希、佐野航大、三戸舜介、俵積田晃太、佐藤龍之介、平河悠の７人を初招集した。また、久々の復帰となる渡辺剛、森下龍矢、佐野海舟、鈴木唯人は最終予選初選出となった。

　顔触れががらっと変わったなか、先発も非常にフレッシュで、以下の11人が名を連ねた。

GK
23谷　晃生（FC町田ゼルビア）

DF
２関根大輝（スタッド・ドゥ・ランス）
４渡辺　剛（ヘント）
16町田浩樹（ユニオン・サン＝ジロワーズ）

MF／FW
５佐野海舟（マインツ）
７藤田譲瑠チマ（シント＝トロイデン）
８鈴木唯人（ブレンビーからフライブルクへの移籍が決定）
９大橋祐紀（ブラックバーン）
11平河　悠（ブリストル・シティ）
15鎌田大地（クリスタル・パレス）
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　この発表を受け、韓国メディア『xportsnews』が鋭く反応した。

　同メディアは先日、日本と同組の中国の報道に触れ、「中国が激怒『スポーツ倫理違反だ！』インドネシア戦の２軍メンバーに絶望」と伝えていたなか、今回は「中国が怒りを爆発させるのも無理はない。オーストラリア遠征で『衝撃の2.5軍メンバー』を投入！久保＋鈴木＋遠藤...全員がベンチ」と題した記事を掲載。以前と変わらぬ熱量で次のように報じている。

「やはりW杯出場を確定させたチームは違う。日本はオーストラリア遠征で大胆にも2.5軍メンバーを起用した。キャプテンの鎌田大地を除き、ほとんどの選手を控え選手で埋めた。

　同じグループで４位を狙う中国サッカー界は、日本がオーストラリア遠征を前に主力を多数ロースターから外したことに、『日本がほぼ試合操作レベルのリストを発表した』と怒りを示した。実際、森保監督が発表した先発メンバーは、中国が不満を漏らすのも無理はない」

　森保ジャパンのメンバーが多方面で大きな注目を集めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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