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“日本代表の新たな至宝”の理想郷はイタリアか。その根拠は? 参考にすべきは「冨安ルート」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストTV編集部

2025年05月29日

すでに欧州移籍の噂がある

Jリーグで異彩を放つ高井。(C)SOCCER DIGEST

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 今夏、川崎フロンターレの高井幸大はヨーロッパのクラブに移籍するのだろうか。日本代表のこの新たな至宝は、イングランドのプレミアリーグ勢やセリエAのウディネーゼなど複数のクラブから狙われているとの情報があるが、果たして。

 先のACLEでも活躍した高井は、もはやJリーグの枠に収まらないCBだろう。192センチの長身を生かしたヘッドだけでなく、フィジカルコンタクトの強さも持ち味で、カバーリングのセンスもあるのだから、今夏の欧州移籍が噂されるのは当然と言えば当然だ。

 そんな高井の現時点での理想郷はどこか。それはもしかすると、イタリアかもしれない。かつてJリーグのFC東京を指揮したイタリア人監督のマッシモ・フィッカデンティは、守備時に“センチ単位のポジショニング”を求めたという。“カルチョの国”でそのように指導されれば、よりディフェンスの理解が深まる可能性もあるわけで、覚醒へのヒントを掴めるはずだ。
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 実際、“日本代表の先輩”冨安健洋は20歳の時にシント=トロイデンからイタリアのボローニャに完全移籍している。そこからセリエAで2年間プレーし、2021年8月にイングランドのアーセナルに新天地を求めた。現在20歳の高井は“冨安ルート”を辿るべきではないのか。具体的には、イタリアで経験を積み、その後に世界最高峰のプレミアリーグにチャレンジするということだ。

 もちろん本人の意思が最優先で、現時点で正式に何が決まったわけでもない。ただ、冨安がアーセナルに引き抜かれるまでのステップアップは理想的で、それを参考にしない手はないだろう。

構成●サッカーダイジェストTV編集部
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