カリスマ性たっぷり、世界的な知名度を誇る指揮官に指導を受ける機会は多くない。

　セルティックの前田大然に、稀代の名将ジョゼ・モウリーニョが率いるフェネルバフチェも関心を寄せているようだ。プレミアリーグのクラブとの争奪戦になるか注目される。

　今季の前田は公式戦で33ゴールと得点力を爆発させた。特に１月のマーケットで古橋亨梧がレンヌに移籍してからは、ポジションをウイングからCFに変更。新エースとしてネットを揺らし続け、リーグの年間最優秀選手に選ばれるほどの活躍だった。

　当然、それだけのゴールゲッターとなれば、熱い視線が注がれる。前田にはプレミアリーグの複数のクラブが関心を寄せているとされ、移籍金は2500万ポンド（約40億円）とも伝えられている。

　トルコメディアによれば、その前田にモウリーニョも興味を抱いているとのこと。これを受け、狙っているクラブのひとつとされるリーズの専門サイト『Leeds United News』は５月27日、「モウリーニョのフェネルバフチェもマエダ獲得に熱心」と報じた。

「マエダはセルティックで３年を過ごし、158試合に出場してきた。それだけで素晴らしい。常に出場できる状態で、62ゴール・28アシストを記録してきた。これまで90ゴールに関与してきたのだ。だから、マエダが退団を選んでも、セルティックのファンは不満を言えないだろう」

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　前田自身は先日、去就に関して具体的な言及を避けている。スコティッシュカップ決勝を控えていたこともあり、試合に集中していると話すにとどまった。

　シーズンが終わり、去就をめぐる報道はさらに過熱していくだろう。ワールドカップを控える来シーズンに向け、どのような決断を下すのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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