地味な動作だが
2025年5月21日、浦和レッズが劇的な展開で川崎フロンターレと2−2で引き分けた。ラストワンプレーで決めた大久保智明の同点弾が印象的な試合で、先制点を挙げたのはこの日が今季初先発の中島翔哉だった。
浦和の10番を背負ったアタッカーは守備時にプレスをかけつつ、攻撃にも絡むなど“フォア・ザ・チームの精神”を示すと、42分、クロス気味に蹴ったボールがそのままゴールに吸い込まれて今季初得点をマークした。
相手が嫌がる位置に蹴ったクロスの質はさすがだが、着目したいのはその前。敵陣の深い位置でボールを持った安居海渡からのパスを受ける後のアクションだ。
【動画】「えっ、ボールが吸い込まれた!?」中島翔哉の今季初ゴール
浦和の10番を背負ったアタッカーは守備時にプレスをかけつつ、攻撃にも絡むなど“フォア・ザ・チームの精神”を示すと、42分、クロス気味に蹴ったボールがそのままゴールに吸い込まれて今季初得点をマークした。
相手が嫌がる位置に蹴ったクロスの質はさすがだが、着目したいのはその前。敵陣の深い位置でボールを持った安居海渡からのパスを受ける後のアクションだ。
【動画】「えっ、ボールが吸い込まれた!?」中島翔哉の今季初ゴール
川崎の伊藤達哉がすっと寄せてくると、安居からパスをもらった中島はその伊藤の動向を目で追いつつ少しドリブルで後退する。伊藤の動きがやや止まった瞬間を見逃さず、右足で少しボールを蹴り出してそこから最高のクロスを送った。
パスを受けてからクロスを蹴るまでのアクションは簡単そうでそうできるものではない。さすがは、かつて日本代表でも10番を着用した実力者である。地味な動作だが、その動作がなければおそらくゴールは生まれてない。
構成●サッカーダイジェストWEB編集部
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【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる
パスを受けてからクロスを蹴るまでのアクションは簡単そうでそうできるものではない。さすがは、かつて日本代表でも10番を着用した実力者である。地味な動作だが、その動作がなければおそらくゴールは生まれてない。
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