MLSのバンクーバー・ホワイトキャップスに所属する高丘陽平が現地時間５月21日、オンラインで取材に対応。日本代表への想いを明かした。

　現在29歳の高丘は、2023年に横浜F・マリノスからホワイトキャップスに加入以来、絶対的守護神として君臨。３年目の今季は、リオネル・メッシらビッグネームをずらりと揃えるインテル・マイアミを抑え込むなどし、CONCACAFチャンピオンズカップの決勝進出に大きく貢献した。

　これだけ活躍を続けていれば、森保一監督から声が掛かっても決して不思議ではない。森保ジャパン入りに対してどう思っているのか、高丘に尋ねた。

「そこへの想いは変わらないです。サッカー選手である以上、日本人である以上、日本代表を目ざすのは当然のことだと思います。僕自身こっちに来て、少しずつですけどゴールキーパーとして成長している実感もあるので。ただ、僕が『入れてくれ』と言って入れるものでもないので、自分のやることに集中して仕事を続けたいなと思います。呼ぶか呼ばないかは協会の方が判断してくれると思うので、自分の仕事に集中したいなと思います」
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　来年のワールドカップの開催地・北中米で奮闘する守護神はまた、「次はヨーロッパでやりたいとか、そういったイメージはある？」という問いが飛んだ際には、こう答えた。

「29歳なので、40歳までやれたとしてもあと11年。僕は今年11年目なので、折り返し地点と考えると先はそんなに長くない。自分が後悔しないようなキャリアを歩んでいきたいです。もちろん、チャンスがあればMLSだけじゃなくてヨーロッパだったり、色んなリーグでプレーしたい気持ちではいるので、レベルの高いところで少しでもやって、僕自身もレベルアップしたいなと思っています」

　日本代表入り、ステップアップへのアピール材料を増やすためにも――。６度のCONCACAFチャンピオンズカップ優勝歴を誇るメキシコの強豪、クルス・アスルとの決勝でも、勝利に導くパフォーマンスを披露できるか。北中米クラブNo.１のタイトルは明確な意思表示になる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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