現地５月19日に開催されたプレミアリーグ第37節で、三笘薫を擁するブライトンと遠藤航が所属するリバプールが前者のホームで激突。両日本代表は揃って途中出場したなか、三笘が今季リーグ戦10点目をマークするなどし、ブライトンが３－２で逆転勝利を収めた。

　リバプールは敗れたものの、ハービー・エリオットが先発抜擢に応える１ゴール１アシストの活躍を見せたほか、ドミニク・ソボスライがスーパーゴールを奪った。１－１で迎えた45＋１分だ。

　ゴール前でFKを獲得。キッカーを務めたソボスライは、エリオットと近場でパスを繋いだ後、ペナルティエリア右から右足を振り抜き、ゴール左隅に叩き込んだのだ。

　ブライトンのGKバルト・フェルブルッヘンは、クロスを想定し、シュートが飛んで来るとは思っていなかったのだろう。対応が遅れ、ボールに触ることができなかった。

　もっとも、ソボスライ本人からしても想定外の軌道になったようだ。リバプール公式サイトによれば、試合後のインタビューでゴラッソの裏側をこう明かした。

「正直に言うとクロスだった。嘘をつくつもりはない！でも、得点を決めてチームを助けられて嬉しいよ」
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　ただ、勝利には結びつけられず。トッテナムに５－１で大勝して優勝を決めて以降、３戦未勝利となった。その点に関しては、悔しさを露わにした。

「僕らはすでにリーグ優勝を決めているわけだけど、負けるためにここに来たわけじゃない。負けたくないんだ。（前節の）アーセナル戦（２－２）で見せたように、全てを出し切った。今週の日曜日も、シーズン最後のホームゲームだから全てを出し切るつもりだ。ファンやみんなに、僕らが本当にやりたいプレーを見てもらえると思う」

　24歳のハンガリー代表MFは端正な顔立ちでも知られ、この日『U-NEXT』の中継で解説を務めた元日本代表DF坪井慶介氏は「この人は本当に男前ですよね。男前でこんなにサッカーが上手くてタイトルを獲ったんですから、言うことないですね」とべた褒めした。

　25日に行なわれる最終節で、リバプールは鎌田大地が所属するFAカップ王者クリスタル・パレスと、本拠地アンフィールドで相まみえる。ハンガリーの男前は勝利に導けるか。有終の美を懸けたチャンピオン同士のビッグマッチだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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