現地時間５月18日に開催されたラ・リーガの第37節で、久保建英が所属する12位のレアル・ソシエダが、13位のジローナと対戦した。

　このホーム最終戦で、久保はいつも通り４－３－３の右ウイングで先発出場を果たした。

　６戦未勝利のソシエダは５分、CKにマリンがヘッドで合わせ、幸先よく先制する。しかし10分、ストゥアニにボレーシュートを叩き込まれ、すぐに追いつかれた。

　18分には久保がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これを10番のオジャルサバルが決めて、勝ち越しに成功する。

　さらに22分、中に入ってきた久保が強烈なシュートを放つも、これがリーガデビュー戦となった相手GKクラピフツォクにセーブされる。36分にも、14番がドリブルで抉ってチャンスを創出したが、ラストパスは相手にブロックされた。

　キレのある動きを見せる久保は、前半アディショナルタイムにも、FKのクリアボールに反応。ペナルティエリアの外からダイレクトボレーで狙う。決まっていれば年間ベストゴール級の衝撃的ゴラッソだったが、19歳の守護神のビッグセーブに阻まれる。
【動画】久保が圧巻のダイレクトボレー！

　１点リードで突入した後半早々の１分、ソシエダは大ピンチを招くも、イバン・マルティのシュートはGKレミロが好守で阻止する。

　後半はジローナペースとなり、押し込まれる時間が続き、77分にカウンターから、元ソシエダのポルトゥに流し込まれ、２－２とされる。

　久保がフル出場したなか、ソシエダは後半アディショナルタイム１分に途中出場のマリエスクレーナが劇的な勝ち越し弾。３－２で７戦ぶりの勝利を飾った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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