セルティックで今季ブレイクした前田大然は、様々なクラブからの関心がうわさされている。

　１月に古橋亨梧がレンヌに移籍して以降、CFにポジションが変わった前田は、周囲の予想を裏切る得点力を披露。公式戦33ゴールとネットを揺らし続け、リーグの年間最優秀選手に選ばれた。

　それだけに、前田にはプレミアリーグのクラブが興味を抱いていると言われる。そのひとつは恩師アンジェ・ポステコグルーが指揮をとっているトッテナムだ。

『FootballFanCast』は５月12日、トッテナムのCFを務めるイングランド代表FWを引き合いに出し、「超ビッグネームではないかもしれない。だが、セルティックの日本人スーパースターは今季、素晴らしい出来だった。ドミニク・ソランキの非常に良いアップグレードとなるかもしれない」と報じている。

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　同メディアは、前田が86.46分ごとに１得点あげているのに対し、今季公式戦15ゴールのソランキは140.04分ごとに１ゴールという数字を紹介。「CFにとって何よりも大事な指標、つまり得点という結果でいけば、上回るのはセルティックのスターだ。それも、大差をつけてである」と伝えた。

「ソランキのほうがはるかに厳しいリーグでプレーしていることは言っておかなければいけない。だが、それでも大きな違いであり、少なくとも日本代表が５大リーグでどれだけやれるかを見てみる価値があることを示している」

「最終的に、マエダは超ビッグネームではないが、今季の出来は見事というほかない。そして今月報じられていた金額から言えば、ギャンブルに値するのは確かだ。ソランキからの大きなアップグレードとなるかもしれないからである」

　前田自身は国内三冠の達成に集中しているとし、今後について明言していない。だが、去就が取りざたされる夏となることは間違いないだろう。27歳の決断が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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