現地時間５月13日に開催されるプレミアリーグ昇格プレーオフの準決勝・第２レグで、坂元達裕を擁するコベントリーが、サンダーランドと敵地で相まみえる。

　コベントリーは今季、開幕から思うように勝ち星を積み上げられず。シーズン序盤の11月に、2017年から長きに渡って率いていたマーク・ロビンズ監督を解任し、新たにフランク・ランパード監督を迎えた。

　すると、徐々に調子を上げ、イングランド２部のレギュラーシーズンを勝点69の５位でフィニッシュ。昇格プレーオフ圏内に食い込んだ。

　そのプレーオフにおいて、まずは勝点76で４位のサンダーランドと対戦。ホームでの第１レグは１－２で接戦を落としたなか、ランパード監督は再戦を前に、英公共放送『BBC』でこう語った。

「選手たちは、自分たちがどうやってここまで来たのかを理解しなければならない。クリスマスの時点では17位で、プレーオフ進出には程遠い位置にいた。今の位置にいるのは、選手たちのプレーのおかげであり、その集団の中で個々にやっていることのおかげなんだ」
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　第１レグは支配率74％を記録した。かつてチェルシーでゴールを量産したイングランド代表のレジェンドは、大部分に満足しているとはいえ、得点力に物足りなさを感じたようだ。

「（ネガティブだったのは）ゴールだけだ。それ以外の試合は我々のものだった。かなり良いプレーができた。多くボールを握り、チャンスを作った。だが、もう少し意図的に、ピッチのトップでプレーする責任が我々にはある」

　シーズン途中から飛躍的に順位を上げたコベントリーは、サンダーランドを逆転で撃破し、プレミアリーグ昇格に王手をかけられるか。第１レグで奮闘し、高い評価を受けた坂元の活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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