日本代表MFの田中碧が所属するリーズは今シーズン、チャンピオンシップ（イングランド２部）を制覇。来シーズンはプレミアリーグを戦う。

　ここ２シーズンを見ても、昇格チームが軒並みプレミアリーグで苦戦しており、小さくない補強が行なわれるのは間違いない。

　スポルティングのMF守田英正らへの関心が取り沙汰されるなか、ここにきて獲得候補として浮上してきたのが、セルティックのFW前田大然だ。

　リーズの地元メディア『LEEDS UNITED NEWS』は５月11日、「タナカの“信じられないほど素晴らしい”友人がリーズの最新レーダーに映る」と見出しを打ち、次のように伝えた。

「今、リーズはタナカの友人の一人、セルティックのスピードマシン、マエダの獲得を狙っているという報道が出ている。リーズはセルティックのスターの獲得に動いているが、彼は安くはない」

「アンジェ・ポステコグルー監督が率いるセルティックに移籍して３年、アタッカーのマエダはスコットランド王者で自身最高のシーズンを送り、49試合で33ゴール・12アシストをマークしている」

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　同メディアは、「『Caught Offside』は「今夏のマエダ獲得の有力候補としてリーズを挙げている」とし、こう続けている。

「セルティックはマエダに2500万ポンド（約48億円）の移籍金を要求すると報じられている。フルアム、ブレントフォード、ウェストハム、クリスタル・パレスも興味を示しており、（元スコットランド代表の）マイケル・スチュワートは彼を『信じられないほど素晴らしい』と評した」

　そして、田中と前田の関係性にも注目。「クラブレベルでは実際に一緒にプレーしたことはないが、日本代表として16回、同じピッチに立った。U-23日本代表、オリンピック日本代表、そして近年ではA代表だ」と紹介した。

「明らかにこの２人は親しい関係にあり、もしリーズが27歳のセルティックのスター選手獲得に本気で取り組んでいるのであれば、タナカがマエダについて尋ねられることは間違いないし、逆にマエダがタナカにリーズについて尋ねるのも間違いないだろう」

　また、『MOT LEEDS NEWS』も「この27歳の選手の移籍金は2500万ポンドと評価されており、クリスタル・パレスとウェストハムも獲得を狙っており、『高額のオファー』を準備していると言われている」と報道。獲得に期待を寄せた。

「現状、マエダよりも好調なストライカーはほとんどいない。プレミアリーグへのステップアップも容易だろう。これはまさにファルケ監督がクラブに求めているタイプの選手であり、彼が加入すれば前線にスピードとパワーが加わるだろう」

　複数のクラブが注目している韋駄天ストライカーの動向から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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