• トップ
  • ニュース一覧
  • 「急な変化は望めない。ただ…」初陣で敗戦も、横浜FMの新指揮官が示した希望「自分たちがいるべきところへ」

「急な変化は望めない。ただ…」初陣で敗戦も、横浜FMの新指揮官が示した希望「自分たちがいるべきところへ」

カテゴリ:Jリーグ

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年05月11日

後半は主導権を握る

C大阪戦は横浜FMのキスノーボ監督の初陣となった。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

「全てを出し切ってくれた」

 指揮官の第一声は選手たちへの賞賛だった。

 横浜F・マリノスは5月11日、J1第16節でセレッソ大阪と敵地で対戦。1失点に泣き、0-1で敗戦となった。

 これまで暫定的にチームの指揮を執っていたパトリック・キスノーボヘッドコーチが、正式に新監督に就任して以降、初のゲームとなった一戦は、ボールを保持しながらも、なかなかフィニッシュまでいけない苦しい展開となり、24分に一瞬の隙を突かれてカウンターから先制を許した。

 ビハインドとなった後半は選手たちの目の色も変わり、前半よりも球際の強さや連動したパスワークがみせられるように。しかし、85分に松原健のシュートがゴールポストに弾かれるなど、決定機を決め切れないまま、終了の笛が鳴った。
【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
 キスノーボ新監督は試合後、こう振り返った。

「いい試合だったと思います。チャンスもいくつかありましたし、特に後半は支配をすることが多くできて、良い部分がより出せたように見えました。もちろん、セレッソはすごくいいチームで強い。そのなかでも、選手たちは全てを出し切ってくれてくれましたし、誇りに思います」

 新体制となって以降、初のゲームで結果だけをみれば敗れてしまい、8戦未勝利の4連敗と何も変わっていないかもしれない。ただ、C大阪戦の特に後半は、未来への希望を感じる戦いぶりだった。

「まだまだ全てが修正できたわけではもちろんないですし、まだまだやらなければいけないことがあるなかで、良い部分を選手たちはピッチ上で表現してくれたと思っている。そのなかで選手たちがACLEから帰ってきて、この10日間からの日々の努力がしっかりピッチ上で表現できていた」

 こう手応えを示した指揮官は、「いきなり今日、明日で急な変化はもちろん望めません。ただ、シーズン終わる頃には、しっかり、自分たちがいるべきところへ行きたい」と闘志を燃やした。

 ここから一つひとつ積み上げ、チームの真価を結果で示せるか。横浜FMは次節、14日にホームで柏レイソルと相まみえる。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”

【画像】ゲームを華やかに彩るJクラブ“チアリーダー”を一挙紹介!

【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる
 
【関連記事】
「一人ひとりの甘えがあった」8戦未勝利…苦しむ横浜FMをベテランGKはどう分析した?「まず“戦う”ことが足りなかった」
「本当に大丈夫か...」「やばいね」“新体制”初陣は黒星…最下位マリノスが泥沼4連敗で8戦未勝利「ゴール取り消しはキツい」などの声
「納得はできてない」「命かかってるんでね」主審へ猛抗議で警告も…香川真司がチームに見せたかった姿勢は?「伝えるべきところは伝えないといけない」
【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”
【画像】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブのチアリーダーを一挙紹介!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年6月号
    5月10日発売
    KASHIWA REYSOL
    柏レイソル大解剖
    魅惑的な「リカルド戦術」の正体
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ