サウサンプトンから姉妹クラブであるトルコのギョズテペにレンタルされているMF松木玖生の去就が注目されている。

　日本期待の22歳は今シーズン、公式戦32試合に出場して、６ゴール・５アシストをマーク。本職の中盤だけでなく、前線でも起用されるなど、プレーの幅を広げている。

　一方、保有元のサウサンプトンはプレミアリーグからの降格が早々に決定。来シーズンは２部で戦うことになる。

　そんななか、トルコメディア『YENIGUN』は、松木と同じくサウサンプトンからレンタル中のブラジル人FWファンの去就に関する記事を掲載。次のように伝えている。

「ギョズテペがスーパーリーグの最終週を迎えるなか、サウサンプトンからレンタル移籍してきたマツキとファンの状況が気になるところだ。両選手がシーズン終了後にギョズテペを離れるかどうか、またイングランドの関係者からどのような動きがあるかについて調査が始まっている」

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　同メディアは「今シーズンの初めにサウサンプトンからレンタル移籍してきた22歳の日本人選手の契約がどのような方向に向かうのか、非常に興味深い。これまでスーパーリーグ26試合に出場した松木は、２ゴール・４アシストを記録した」と紹介。こう続けている。

「彼はここ数週間にわたって活躍し、効果的なパフォーマンスを見せた。マツキのローン契約は2025年６月30日に満了する。同選手がサウサンプトンに復帰するかどうかは不明だ」

「マツキは10番とセントラルMFとしてプレーしているが、センターフォワードとしても優れている。現在の市場価値は250万ユーロとされている。移籍後しばらくしてギョズテペにフィットしたこの日本人選手が、シーズン終了後にどのような決断を下すのか興味深い」

　そして、「サウサンプトンがこの才能のあるスター選手にどのような移籍方式を適用するかは不明だが、新たなローン契約か移籍契約が結ばれるかどうかが取り沙汰されている。ギョズテペ側では、マツキの移籍について明確な動きがないことが分かっている」とも。現時点でまだ去就は不透明なようだ。

　トルコでの活躍で、日本代表入り待望論も出るなか、ギョズテペでレンタルを継続するか、他のクラブへ移籍するのか、はたまたサウサンプトンに復帰するのか。その動向に注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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