セルティックに所属する前田大然が現地時間５月４日、スコットランドのプロサッカー選手協会によるシーズン最優秀選手に選出された。

　27歳の日本代表FWはセルティック４年目の今季、キャリアハイのペースでゴールを量産。冬に古橋亨梧がレンヌへ移籍してからは、新たにエースの座を担い、ここまで48試合で33ゴールを挙げている。

　スコットランドリーグとリーグカップの優勝に大きく貢献し、文句なしでのMVP受賞だ。実際、セルティックで共に戦う仲間たちが、その圧倒的な活躍ぶりを次々に証言。クラブが公開した特別映像の中で、主将のカラム・マグレガーが「今シーズンずっと驚異的だった」と口にするなどし、絶賛の声で溢れている。
【動画】ダイゼンがどれだけ凄いか…セルティック同僚が次々に熱弁

　チームメイトたちの前田へのコメントは以下の通り。

アリスター・ジョンストン
「僕はダイゼン・マエダに投票した。明らかにゴール数が全てを物語っているが、彼がチーム全体にもたらすものは、攻撃面でも守備面でも信じられない。彼のハードワークは素晴らしい。誰もがそれを見て感動していると思うよ。彼は毎週それを見せてくれる」

アルネ・エンゲルス
「ゴールだけでなく、アシストや彼がいつもしてくれるプレッシングも素晴らしい。賞を得るのに本当に相応しいと思う」

アダム・イダ
「僕らは今シーズンずっと素晴らしく、毎試合ゴールを決めてきた。そして大事な試合でも彼は素晴らしかった」

カラム・マグレガー
「彼が決めたゴールのレベルは今シーズンずっと驚異的だった」

ジョッタ
「彼は素晴らしいシーズンを送っている。彼のハードワークは驚異的で、チームは彼のパフォーマンスを本当に誇りに思っている」

　今季の残りは４試合。リーグ戦を３試合戦った後に、アバディーンとのスコティッシュカップ決勝に臨む。前田は現在16ゴールでリーグ得点ランキング首位に立つなか、得点王と、３冠達成に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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