今季はボランチの一角で、ともにポジション争い
[J1第14節]浦和 2-0 東京V/5月3日/埼玉スタジアム2002
5月3日に行なわれたJ1第14節で、東京ヴェルディは浦和レッズと敵地で対戦し、0-2で敗戦。リーグ戦の連勝は2でストップした。
この試合で個人的に注目したのは、後半のスタートから東京Vの中盤を形成した森田晃樹、齋藤功佑、平川怜の3人の連動性だ。
ゲームメーカーであり、守備の献身性も光る3人は今季、3-4-2-1のボランチの一角のポジションを争ってきたため、森田の負傷離脱期間を除けば、これまではボランチ同士の交代が多かった。そのため、リーグ戦は浦和戦までの13試合のうち、3人が同時にピッチに立ったのは1節の清水エスパルス戦、11節の川崎フロンターレ戦、13節のファジアーノ岡山戦の3試合のみ。そのプレー時間も清水戦こそ34分間あったが、川崎戦、岡山戦はともに10分未満と少なかった。
一方で、最近の東京Vはビルドアップ時に1トップの木村勇大やシャドーの山見大登、福田湧矢らになかなかボールが収まらないシーンが目立っていた。それならシャドーに齋藤を、ボランチに森田と平川を置いて共存させたほうがビルドアップが安定し、ゲームをより支配できるのではないか。そんな考えから、もっと長い時間で同時起用されるのを見てみたい想いがあったのだ。
【画像】埼スタに集結。大観衆に負けない迫力応援を繰り広げた東京ヴェルディサポーターPart1
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ゲームメーカーであり、守備の献身性も光る3人は今季、3-4-2-1のボランチの一角のポジションを争ってきたため、森田の負傷離脱期間を除けば、これまではボランチ同士の交代が多かった。そのため、リーグ戦は浦和戦までの13試合のうち、3人が同時にピッチに立ったのは1節の清水エスパルス戦、11節の川崎フロンターレ戦、13節のファジアーノ岡山戦の3試合のみ。そのプレー時間も清水戦こそ34分間あったが、川崎戦、岡山戦はともに10分未満と少なかった。
一方で、最近の東京Vはビルドアップ時に1トップの木村勇大やシャドーの山見大登、福田湧矢らになかなかボールが収まらないシーンが目立っていた。それならシャドーに齋藤を、ボランチに森田と平川を置いて共存させたほうがビルドアップが安定し、ゲームをより支配できるのではないか。そんな考えから、もっと長い時間で同時起用されるのを見てみたい想いがあったのだ。
【画像】埼スタに集結。大観衆に負けない迫力応援を繰り広げた東京ヴェルディサポーターPart1
浦和戦の前半は、シャドーのスタメンだった山見と福田が攻撃時に後ろに下がり過ぎず、なるべく高い位置を取っていた。しかし、相手DFの背後を狙うのか、足もとで受けたいのかはっきりせず、やはりビルドアップからボールが繋がらない場面が少なくなかった。
だが後半は、山見に代わってシャドーに入った齋藤が森田、平川と柔軟に立ち位置を変えながらボールを受けたり、中盤同士のスピーディーなパス交換でビルドアップを活性化。ゴールこそ奪えなかったが、73分に谷口栄斗が一発レッドで退場し、数的不利になって以降もボールを保持しながら敵陣で試合を優位に進め、何度か好機も作ってみせた。
平川に齋藤が入ってからの中盤の関係性について訊くと、「後半は相手陣で流動的にボールを回せるシーンが増えた。(齊藤が)起点を作ってくれたら押し上げられるし、ポジティブだと思う」と話す。
また、森田も「これまでは木村選手、山見選手、福田選手に頼っているところもありましたけど、中盤の3人で自陣からボールを運んでいけるシーンが作れるし、チームとしての攻撃のバリエーションも時間も増える」と語る。
もちろん、選手それぞれの特長や疲労度、対戦相手なども踏まえて城福浩監督がメンバー決めをしているのは理解しているが、森田、齋藤、平川の共存の優位性はあるはず。浦和戦は後半の45分間だったが、3人の同時先発も見てみたい。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
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