環境を変えるのはひとつの方法という考え方もある。

　イタリアのメディア『DailyNews24』は５月１日、ナポリをはじめとするセリエAのビッグクラブが、アーセナルに所属する冨安健洋に関心を寄せていると報じた。

　冨安は2019年から21年までボローニャでプレーし、セリエAを経験している。最終ラインのすべてのポジションを高いクオリティでこなせる万能性は、イタリアでも高く評価された。

　DailyNews24は「日本代表はアーセナルでの現状にあまり満足していないようだ」と報じている。

「彼にはすでにナポリが動き出した。ただ、ユベントスとインテルにも注意する必要がある。イタリアの強豪たちはみな、トミヤスの特徴を持ったDFを探しているところ。実際、日本人選手はレオナルド・ボヌッチに似たプレースタイルだ」

「守備で多才な彼は、まるでもうひとりのMFのようにもなれる。実際、プレーメイキングに優れており、前線にロングボールを送ることができる。これはナポリにも、ユベントスにも、インテルにも役立つだろう」

【画像】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選！

　イタリアでの活躍を評価され、イングランドに渡った冨安だが、ロンドンの地でフィジカルの問題に悩まされてきたのは周知のとおりだ。加入から半年はリーグ有数の補強として絶賛されたが、その後は度重なるケガで思うようにピッチに立ち続けることができていない。

　アーセナルに移籍してから、冨安は一度もフルシーズンを戦い抜いていない。今季も開幕前からケガに苦しめられ、秋に一度は戦列復帰を果たすも、１試合途中出場しただけですぐに再離脱。３月にはひざに再びメスを入れ、ひと足先にシーズンを終えている。

　能力は申し分ないが、稼働時間が短すぎるだけに、懐疑的な目も向けられている冨安。来季で27歳になる日本屈指のDFは、これからどんなキャリアを過ごしていくのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「獲得すべきだ」久保でも三笘でもない！新王者リバプールに９G７Aの日本人アタッカーの補強を望む声！「素晴らしいMFだ」

【記事】「リバプール、アーセナル…」超争奪戦へ！47戦33発の日本代表FWになんと英10クラブが関心と現地報道！ “ビッグ６”のうち４つが熱視線「48億円で移籍する可能性」

【画像】絶世の美女がずらり！C・ロナウドの“元恋人＆パートナー”たちを年代順に一挙公開！