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「『イケるな』って」33歳GKが超絶妙アシスト! 日本代表への想いは?「ガンバのために、ガンバが勝つために」戦ったうえで――

カテゴリ:Jリーグ

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年04月20日

「今日の勝点1じゃ全然物足りない」

G大阪の守護神を務めている一森。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 4月20日に開催されたJ1第11節で、勝点13で13位のガンバ大阪は、同11で15位の横浜FCと敵地で対戦。開始7分でンドカ・ボニフェイスに先制点を許すも、15分に山下諒也が同点弾を挙げ、1-1で引き分けた。

 山下の2戦連発弾を演出したのは、GKの一森純だ。素早くパントキックで前線にパスを送り込むと、強い風に乗って敵陣中央へ。これに反応した元横浜FCの27歳が完璧にトラップし、前に出ていた相手GK市川暉記の頭上を越すループシュートで、流し込んだ。

 一森にとっては、2年前の横浜F・マリノス時代以来、通算3アシスト目となった。正確なキックで見事にお膳立てした33歳の守護神は試合後、自身のプレーをこう振り返った。

「諒也がまずあそこに走ってくれないと何も起きない。その(走ってくれた)時に『イケるな』って感触がありました。2年前のパントキックよりも狙い通りのパスの質だったので、上手くゴールしてくれて良かったです。

 今のところ3アシストしているので、もっともっと増やしていきたいし、あれを見せとくと、手前(でのパス)が活きてくる。相手も手前に蹴った時に、中々出てこられないシーンがありました。もちろん最短で点を取れたらでかいですけど、そればっかり狙っていてもしょうがない。それを狙いつつ、手前でもって、使い分けてやっていければ、1つ武器になるんじゃないかなと思っています」
【動画】GK一森→山下!計3タッチで完成させた超絶弾
 この日は日本代表を率いる森保一監督が視察に訪れた。今夏には、主に国内組で臨むと見られる東アジアE-1サッカー選手権が開かれるなか、日本代表はどう捉えているのだろうか。

「常に、小さい頃から目ざしている場所です。ただ、そこに目を向けるんじゃなくて、このチームのために全てを懸けてやっていって、それで選んでもらえればいい。本当に100%代表のことは考えていなくて、ガンバのために、ガンバが勝つためにやっています。そのことを考えると、やっぱり今日の勝点1じゃ全然物足りないので、またもっと自分自身を見つめ直してやっていきたいです」

 森保ジャパンのメンバー入りは非常に狭き門だ。そこを突破するには、兎にも角にも、ガンバを上位に押し上げる圧倒的なパフォーマンスを続けていくしかない。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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