連戦の最後の一戦であった東京V戦はスコアレスドロー
[J1第11節]川崎 0-0 東京V/4月20日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
今大会から方式を変え、準々決勝以降はサウジアラビアで集中開催されるACLエリート(4月25日~5月3日)。
日本からは川崎と横浜が勝ち上がっているが、両クラブはスケジュールの影響で決戦の地へ飛ぶ前に、リーグ戦では中2日や中3日で日程が組まれた過酷な7連戦を強いられた。
横浜はその間に監督交代を決断するなど大きく揺れ、2分5敗と下位に沈んだ一方、今季から鬼木達監督に代わり長谷部茂利監督が指揮する川崎は、2勝4分1敗で走り切り、6位でサウジアラビアへと飛ぶことになった。
もっとも体力的に苦しいゲームも多く、DFジェジエウ、MF大島僚太、橘田健人、FW宮城天ら数人の怪我人が出たことはACLにも小さくない影響を及ぼすだろう。
7連戦の最後の一戦となったホームでの東京V戦も、敗れたアウェーの神戸戦(●1-2)から中3日であったが、スタメンの入れ替えはふたりのみ。東京Vにボールを持たれる時間も短くなく(ボール支配率は東京Vが55パーセント、川崎が45パーセント)、試合終了のホイッスルとともに、多くの試合で最終ラインを組んだ高井幸大、佐々木旭、三浦颯太、丸山祐市が揃ってピッチに倒れこんだ姿も印象的であった。
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今大会から方式を変え、準々決勝以降はサウジアラビアで集中開催されるACLエリート(4月25日~5月3日)。
日本からは川崎と横浜が勝ち上がっているが、両クラブはスケジュールの影響で決戦の地へ飛ぶ前に、リーグ戦では中2日や中3日で日程が組まれた過酷な7連戦を強いられた。
横浜はその間に監督交代を決断するなど大きく揺れ、2分5敗と下位に沈んだ一方、今季から鬼木達監督に代わり長谷部茂利監督が指揮する川崎は、2勝4分1敗で走り切り、6位でサウジアラビアへと飛ぶことになった。
もっとも体力的に苦しいゲームも多く、DFジェジエウ、MF大島僚太、橘田健人、FW宮城天ら数人の怪我人が出たことはACLにも小さくない影響を及ぼすだろう。
7連戦の最後の一戦となったホームでの東京V戦も、敗れたアウェーの神戸戦(●1-2)から中3日であったが、スタメンの入れ替えはふたりのみ。東京Vにボールを持たれる時間も短くなく(ボール支配率は東京Vが55パーセント、川崎が45パーセント)、試合終了のホイッスルとともに、多くの試合で最終ラインを組んだ高井幸大、佐々木旭、三浦颯太、丸山祐市が揃ってピッチに倒れこんだ姿も印象的であった。
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今季は長谷部新監督の下で、勝つ確率を上げるサッカーにも挑戦している川崎。昨季までかさんだクロスからの失点の改善などに取り組み、良い守備からの良い攻撃を実現させるシーンが増えている。それだけに、鬼木監督の下では“攻守で魅せる”をテーマにしつつ、自分たちにしか見せられないようなゴール、崩しを求め続けてきたが、今季はより守備の意識も強まっている。
2勝4分1敗だった7連戦の得失点の内訳は12得点・8失点。
右SBの佐々木は「もったいない失点が多かった」と振り返る。
また左SBの三浦も「やっぱり疲労はありましたけど、あと2試合くらいは(勝点)3を取れたかな。今日(東京V戦)も後半にゴールを取れたはずですから」と悔やんだ。
また家長昭博は「もうちょっと勝点を積み重ねたかったのが、正直なところですが、内容的には失ったと言えるようなゲームはそんなになかったと思いますし、勝点を取りたかったのはどのチームも一緒だと思います。それを省いてまたやれることを増やしていきたいです」と語り、こうも続けた。
「シゲさん(長谷部監督)が求めていることはチームとして理解していますし、ゼロの試合、失点が少ない試合は如実に出ていると思うので、そうじゃない試合もありますが、そこは監督が求めていることを選手は表現していると思います。まだ10試合くらいで、その要求に達しているかはまだあれですが、みんなでやろうとしています」
過酷な連戦で勝ち切れない試合があったのは課題も、7連戦で1敗しかしなかった“負けない戦い”も今季のチームの特長と言えるのだろう。
川崎は4月27日にアル・サッドとのACLエリート・準々決勝に臨む。準備期間は移動を含め約1週間。体力の回復を図りながらクラブ悲願のアジア制覇を目指す。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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2勝4分1敗だった7連戦の得失点の内訳は12得点・8失点。
右SBの佐々木は「もったいない失点が多かった」と振り返る。
また左SBの三浦も「やっぱり疲労はありましたけど、あと2試合くらいは(勝点)3を取れたかな。今日(東京V戦)も後半にゴールを取れたはずですから」と悔やんだ。
また家長昭博は「もうちょっと勝点を積み重ねたかったのが、正直なところですが、内容的には失ったと言えるようなゲームはそんなになかったと思いますし、勝点を取りたかったのはどのチームも一緒だと思います。それを省いてまたやれることを増やしていきたいです」と語り、こうも続けた。
「シゲさん(長谷部監督)が求めていることはチームとして理解していますし、ゼロの試合、失点が少ない試合は如実に出ていると思うので、そうじゃない試合もありますが、そこは監督が求めていることを選手は表現していると思います。まだ10試合くらいで、その要求に達しているかはまだあれですが、みんなでやろうとしています」
過酷な連戦で勝ち切れない試合があったのは課題も、7連戦で1敗しかしなかった“負けない戦い”も今季のチームの特長と言えるのだろう。
川崎は4月27日にアル・サッドとのACLエリート・準々決勝に臨む。準備期間は移動を含め約1週間。体力の回復を図りながらクラブ悲願のアジア制覇を目指す。
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