現地時間４月19日に開催されたブンデスリーガ第30節で、町野修斗が所属する最下位のホルシュタイン・キールは、４位のRBライプツィヒと敵地で対戦。１－１で引き分けた。

　１部昇格に貢献した昨季に続いて主力を担っている町野は、いつも通り２トップの一角で先発。すると、スコアレスで迎えた44分、右サイドからスティーブン・スクリプスキが上げたグラウンダーのクロスに、倒れ込みながら上手く合わせ、ゴール右隅に突き刺してみせた。

　25歳の日本代表FWは３か月ぶりの得点。今季８点目、公式戦全体では９点目となった。

　まさにストライカーというような一撃に、SNS上は大盛り上がりだ。興奮の声が続々と上がっている。

「町野フィジカル強い！！」
「かなり大柄だけど、ちゃんとシュート技術で取るタイプだよね」
「オフザボール神やん。むちゃくちゃストライカー」
「パスからシュート決まった後まで全部がカッコイイ！」
「ブンデス１部１年目で８ゴール＋複数アシストって結構すごいでしょ」
「最下位クラブでもこれだけの成績を残すのは本当にすごい」
「リーグのレベルとゴール数だけ考えたら日本代表に定着していて全く違和感ない数字」
「６月の代表戦ではスタメンよろしく！！」
【動画】「オフザボール神」町野が難敵ライプツィヒ相手に“ストライカーの塊”弾

　この日は、堂安律（フライブルク）のブンデスリーガ９点目、三笘薫（ブライトン）のプレミアリーグ８点目も生まれた。

　それだけに「みんなゴール決めてて良いね」「今日は日本人が決める日」といった声も溢れており、先日に日本人で初めてリーグ・アンで二桁得点を達成した中村敬斗（S・ランス）に続いての大台突破に期待が高まっている。欧州５大リーグで“二桁得点カルテット”結成なるか。

　なお、逆転での１部残留を目ざすキールは、74分にベンヤミン・シェシュコにPKで同点弾を浴び、６戦未勝利に。それでも最低限の勝点１は積み上げ、自動降格を免れて入れ替えプレーオフに回る16位、ハイデンハイムまで残り４試合で３ポイント差とした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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