リバプールは先日、エースのモハメド・サラーとの契約を2027年まで延長すると発表した。

　今回の契約更新により、そのエジプト代表FWの後継者候補として名前が挙がっていたレアル・ソシエダのMF久保建英の獲得は見送りなると見られていた。

　だが、移籍の可能性は完全には消滅していないようだ。スペインメディア『GOL DIGITAL』は４月18日、「ソシエダの関係者は、この日本人スターの退団の可能性について懸念を表明している」と報じている。

「クボは今夏の移籍市場で依然として最も注目される選手の一人であり、それがレアル・ソシエダの懸念となっている。最高レベルでのシーズンが終わった後、より多くのチームが問い合わせに来るのは当然のことだ。しばらく彼を追いかけてきたプレミアリーグのクラブも、再び彼の解き放ちたいと考えている」

　同メディアは、「クボはレアル・ソシエダで最も才能のある選手の一人であり、イマノル・アルグアシル監督は彼の才能を生かせたということを忘れてはならない。だが、この好調さから、リバプールはスペインで最も興味深いウインガーの一人を引き抜く選択肢を再び活発化させるつもりだ」と綴っている。

「アンフィールド側では、新たなアタッカーを加えたいという意向が高まっていることが判明した。モハメド・サラーの契約延長は確定したが、アルネ・スロット監督の要望により、サイドにはまだ新しい選手が必要なのだ。その意味で、クボはリバプールが攻撃力を高めるために望んでいる選手であり、レアル・ソシエダに新たなオファーを出すだろう。彼らは自分たちの状況を知っているので、今度は説得力のある提案をしたいと思うだろう。しかし、アノエタでは、6000万ユーロを超える金額のみ考慮する」

【画像】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選！

　記事は「そうなれば、サン・セバスティアンのチームの計画に大きな打撃となる可能性がある。彼らは次のシーズンに向けてこの選手に期待しており、彼の退団はそれに伴う価値のせいで複雑になる可能性がある。彼の移籍金は6000万ユーロとなるが、(古巣の)レアル・マドリーが50％を受け取る権利を有しているため、（ソシエダが）受け取るのは約3000万ユーロにとどまる」と続け、こう締め括っている。

「この動きがどうなるかは、待って見守る必要がある。今のところ、レアル・ソシエダの役員はクボの動向を監視し続けるだろう。彼はソシエダの計画とその目的にとって重要な人物であり、彼の退団は来シーズンのプランに劇的な影響を及ぼすことになる」

　久保の去就はソシエダがヨーロッパカップ戦に出られるかどうかでも変わるだろう。いずれにしても、イングランドの名門へ移籍する可能性はまだ残されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「モドリッチがキレてる」何があった？久保建英が39歳マドリー主将と口論！ 激昂した名手に首根っこを掴まれる衝撃シーンにネット騒然！「喧嘩してる」

【記事】「日本列島を揺るがすニュースだ」欧州超名門が久保建英を“トップターゲット”に！海外メディアは驚き「日本サッカーは大成功だ」

【画像】絶世の美女がずらり！C・ロナウドの“元恋人＆パートナー”たちを年代順に一挙公開！