ブライトンの三笘薫は、プレミアリーグで首位を走る強豪リバプールからの関心が取り沙汰されている。

　英メディア『TEAMTALK』によれば、遠藤航が所属する名門は、日本代表MFに長期的な関心を抱いているようだ。ブライトン側も、三笘との契約が残り２年となったいま、「今夏に高額のオファーがあれば売却を検討するかもしれない」という。

　そんななか、英メディア『TBR』は、「（アーセナルの新スポーツディレクターの）アンドレア・ベルタは、アーセナルのようなクラブに加入する準備ができている7500万ポンドのプレミアリーグのアタッカーの獲得を試みるべきである」と題した記事を掲載。アーセナルが三笘の獲得に動くべきだと提言した。

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　同メディアは、アーセナルが補強を目論んでいるポジションが、センターフォワードと左ウイングだと指摘したうえで、「アーセナルはまず、彼らの理想の選手であるアスレティック・ビルバオのニコ・ウィリアムスを獲得しようとしている。だが、ウィリアムスの給与やいつかバルセロナでプレーしたいという希望を考えると、彼と契約するのは容易ではないだろう。そのため、代替案を検討することになるだろう」と主張。こう綴っている。

「アーセナルはブライトンのウインガー、カオル・ミトマへの関心を再び燃え上がらせることを検討すべきだろう。現時点では、ブライトン戦を定期的に観戦しないプレミアリーグのファンの間で、ミトマは忘れられたタレントのような存在だ。27歳のミトマは、最も輝かしいシーズンを送っているわけではない。この日本代表選手は36試合で８ゴール・３アシストを記録しているが、必ずしも目を引く数字ではない」

「しかし、次の挑戦に備えているように見えるウインガー獲得のためにアーセナルが動くのを躊躇するべきではない。実際、ミトマはブライトンを離れ、チャンピオンズリーグに出場するクラブへ移籍する準備ができており、アーセナルが彼にとって完璧な行き先であると証明している」

　同メディアは「ブライトンは１月にサウジプロリーグから獲得に7500万ポンド（142億円）という巨額のオファーを受けたが、ミトマはヨーロッパでプレーしたいという希望からこのオファーには興味がなかった」としつつ、アーセナルであれば、それよりも低い金額でオファーが受け入れられると見立てている。