バイエルンは現地４月16日、チャンピオンズリーグ（CL）の準々決勝第２レグで、インテルと敵地で対戦。２－２で引き分けたため、アグリゲートスコア３－４で敗れて、４強入りを逃した。

　ホームでの第１レグを１－２で落としていたバイエルンは、52分にハリー・ケインのゴールで先制するも、58分と61分に立て続けに失点。76分にエリック・ダイア―がヘディングシュートを決めたが、反撃は及ばなかった。

　この結果にドイツメディアは落胆。クラブの専門サイト『Miasanrot』は、バイエルンの本拠地アリアンツ・アレーナで開催されるファイナルに進めなかったことに触れて、「“本拠地でのCL制覇”の夢は砕け散った。今やブンデスリーガの優勝しか残されていない」と伝えた。
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　また『tz』は、「バイエルンの敗退は当然だった。今、何を変えなければならないのか」との見出しで、いくつかの問題点を指摘している。

「まず、守備が十分ではない。インテル戦に限らず、シーズンを通して最高水準を満たしていない。キム・ミンジェはバイエルン加入以来、かつてのように怪物的な存在ではなくなった。そして（ダビド・）アラバの退団以来、真の守備リーダーも不在だ。また、ヴァンサン・コンパニ監督はより成長しなければならない。彼がまだ偉大なコーチではないことを示した。これは非難ではなく、世界最大のクラブの一つで指揮を執ることの意味を知らなかったはずだ。攻撃的な戦術はシーズン前半は上手くいったが、徐々に調子を落とした。

　そしてアタッカー陣にも新たな風が必要だ。レロイ・サネ、セルジュ・ニャブリ、キングスレー・コマンらは非常に高いクオリティがあるように見えるが、その一部しか発揮できていない。本当に違いを生み出す選手は少ない。重要な場面で、ハイパフォーマンスを披露するのは誰だ？」

　現在、首位に立つブンデスリーガでは確実にタイトルを掴みたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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