2025年4月9日、国際オリンピック委員会(IOC)は28年ロサンゼルス五輪のサッカー競技において、前回のパリ五輪から女子の出場国を「12→16」に増やし、男子のそれを「16→12」に減らすと発表した。
IOCによれば、この“男女枠逆転”女子サッカーの出場枠拡大は「アメリカでの女子団体競技の人気急上昇にある」とのことで、実際、IOCスポーツディレクターのキット・マッコーネル氏は「アメリカでは女子サッカーの人気がとても高い国なので、何か対策を講じたいと考えました」と述べていた。
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前回の「3.5」枠からの減少は確実か
ロス五輪ではスポーツでの女性地位向上などが掲げられており、同大会での36競技の出場枠の比率は女子が50.5パーセント、男子が49.5パーセントと史上初めて女子が男子を上回った。
なでしこジャパンにとっては朗報だろうが、大岩ジャパンにとっては悲報。日本の男子代表は1996年のアトランタ大会から8大会連続出場中だが、前回のアジア枠「3.5」から確実に減ると見られており、より過酷な戦いを強いられることになる。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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