現地４月９日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）の準々決勝第１レグで、バルセロナと前回大会準優勝のドルトムントが前者のホームで激突した。

　立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けるバルセロナは開始４分、右サイドでボールを受けたヤマルが中に切り込んで左足で狙うも、GKコーベルにセーブされる。その直後には、再びヤマルが巧みなドリブルでゴール前に持ち込んでシュートを放ったが、わずかにゴール左に外れた。

　さらに３分後、左サイドを抜け出したラフィーニャのマイナスの折り返しにレバンドフスキがダイレクトで合わせるも、ドルトムント守護神の好守に阻まれる。それでも25分、ホームチームは右サイドからのフェルミンのFKをイニゴ・マルティネスが頭で折り返し、クバルシが繋いだボールをラフィーニャが押し込んで先制点を奪った。

　一方、劣勢が続くドルトムントは36分、ショートカウンターからチュクウェメカのラストパスに反応したギラシが決定機を迎えるも、上手く合わせられず。このままバルセロナの１点リードで前半を終える。
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　迎えた後半、ドルトムントは47分に左サイドからカットインしたギテンスが右足のミドルを狙ったが、惜しくも枠を捉えられない。

　その２分後、バルセロナは右からのヤマルのクロスをラフィーニャが頭で折り返し、最後はレバンドフスキがヘッドで押し込んで追加点を挙げる。

　63分には、敵陣でボールを奪ったペドリのラストパスを受けたフェルミンが右足のシュートを放つも、左のポストを叩く。それでもその３分後、カウンターからヤマルのパスに抜け出したフェルミンのクロスにレバンドフスキがダイレクトで合わせてネットを揺らす。

　止まらないホームチームは77分にも、ヤマルが技ありのシュートを流し込んで４点目を決めた。

　一方のドルトムントは89分にバイア―がネットを揺らすも、オフサイドの判定で得点ならず。このまま４－０で完勝したバルセロナが１レグを制した。

　第２レグは15日にドルトムントのホームで行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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