プレミアリーグは大半のチームが31試合を消化し、残りわずかとなった。首位リバプールは２位アーセナルに11ポイント差をつけており、あと７試合で王座奪還が濃厚だ。

　もちろん、まずは実際にトロフィーを掲げることが最優先となる。そのうえで、リバプール専門サイト『This Is Anfield』は４月８日、優勝が有力視されるなかでの閉幕までの注目ポイントをいくつかリストアップした。そのひとつは、遠藤航の先発起用だ。

　アルネ・スロット監督が就任した今季、遠藤の序列は大きく低下した。オランダ人指揮官はライアン・フラーフェンベルフを重用。遠藤は出場機会を失っている。

　今季はプレミアリーグで出場15試合、チャンピオンズリーグで出場６試合。公式戦で合計27試合の出場だ。ただ、プレータイムは短く、リーグ戦は15試合で通算138分にとどまっている。そして先発出場はゼロだ。

　シーズンが進み、フラーフェンベルフに疲労の色が見えると、サポーターやメディアからは遠藤の先発起用を求める声もあがった。しかし、スロットはローテーションを多用せず。残り２か月を切っても、遠藤にスタメンのチャンスは回ってこなかった。

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　This Is Anfieldは「エンドウは今季まだプレミアリーグでスタメンに名を連ねていない」と報じている。

「スロットの下で役割が減少したが、他の選手に疲労や満足感が忍び寄るなか、彼はチャンスを得るにふさわしい」

　ほかにも、同メディアはフェデリコ・キエーザの起用や残り試合での黒星とケガの回避、退団見込みの選手たちに出場機会を用意し、別れのあいさつができることを望んだ。

　これから約１か月半、遠藤がプレミアリーグでスタメンに名を連ねる機会はあるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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