パレスが2-1で制す
4月5日、私はロンドンのセルハースト・パークで開催されたプレミアリーグ第31節クリスタル・パレス対ブライトンを取材した。
この2チームの対戦は、ロンドンとブライトンを結ぶ高速道路にちなんで名付けられた“M23ダービー”あるいは“A23ダービー”として知られている。彼らのライバル関係は、1970年から80年代にかけて両チームの間で行なわれた物議を醸す試合に遡り、その対立は現在も続いている。
しかし、両チームの本拠地は遠く離れているので、マージーサイド・ダービーやノースロンドン・ダービー、マンチェスター・ダービーとは少し異なる。実際、試合前にクリスタル・パレスのファンと少し話したのだが、パレス対ブライトンはダービーではなく、地理を超えたライバル関係だと言っていた。
また、今回の試合前に思わず笑ってしまう出来事があった。スタジアムDJがホームチームを紹介する際、必ず 「FAカップ準決勝進出のクリスタル・パレス!」と強調していたことだ。これはFA杯で準々決勝敗退となったブライトンを揶揄するもの。パレスファンたちもそれに乗っかり、自分たちがFAカップ準決勝に進出したことを歌にして、大声で煽った。
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この2チームの対戦は、ロンドンとブライトンを結ぶ高速道路にちなんで名付けられた“M23ダービー”あるいは“A23ダービー”として知られている。彼らのライバル関係は、1970年から80年代にかけて両チームの間で行なわれた物議を醸す試合に遡り、その対立は現在も続いている。
しかし、両チームの本拠地は遠く離れているので、マージーサイド・ダービーやノースロンドン・ダービー、マンチェスター・ダービーとは少し異なる。実際、試合前にクリスタル・パレスのファンと少し話したのだが、パレス対ブライトンはダービーではなく、地理を超えたライバル関係だと言っていた。
また、今回の試合前に思わず笑ってしまう出来事があった。スタジアムDJがホームチームを紹介する際、必ず 「FAカップ準決勝進出のクリスタル・パレス!」と強調していたことだ。これはFA杯で準々決勝敗退となったブライトンを揶揄するもの。パレスファンたちもそれに乗っかり、自分たちがFAカップ準決勝に進出したことを歌にして、大声で煽った。
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そんなライバル対決にパレスMF鎌田大地、ブライトンMF三笘薫の日本人2人がともに先発したなか、試合は開始3分にジャン=フィリップ・マテタが見事なゴールを決めてパレスが先制。一方のブライトンは31分にダニー・ウェルベックが同点ゴールを奪う。しかし後半、55分にパレスはダニエル・ムニョスが低い弾道のシュートをゴール左隅に突き刺して勝ち越し弾を奪取。ホームチームが2-1で勝利を収めた。
鎌田はあまり目立たなかったが、要所では見せ場もあった。90+6分には果敢ボール奪取から裏抜けしようとしたところで、ヤン・ポール・ファン・ヘッケのファウルを誘発。オランダ人DFを退場に追い込んだ。
一方の三笘は、ブライトンの良い攻撃にはつねに絡んでいたが、彼にしてはかなり控えめだった印象で、いつものような勢いがなかった。また、後半にはマクソンス・ラクロワと激しく衝突して右足を痛めてしまい、63分に途中交代。ブライトンはチームのエースを失ってからは、ほとんど攻め手を欠いていた。
著者プロフィール
スティーブ・マッケンジー/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー経験がある。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーター。スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝した。現在はエディターとして幅広く活動。05年には『サッカーダイジェスト』の英語版を英国で出版した。
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著者プロフィール
スティーブ・マッケンジー/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー経験がある。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーター。スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝した。現在はエディターとして幅広く活動。05年には『サッカーダイジェスト』の英語版を英国で出版した。
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