現地時間４月２日に開催されたクープ・ドゥ・フランスの準決勝で、伊東純也、中村敬斗、関根大輝を擁するスタッド・ドゥ・ランスは、４部のカンヌと対戦。日本代表トリオが揃って先発したなか、２－１で接戦を制し、５月24日に行なわれるパリ・サンジェルマンとの決勝に駒を進めた。

　リーグ・アンでは残留ラインぎりぎりの15位に低迷しているS・ランスは、14分にハフィズ・イブラヒムの得点で先制に成功。ただ、52分に同点弾を浴び、一度は追いつかれるも、直後の58分にテディ・テウマが勝ち越し点を挙げ、48年ぶりの決勝進出を決めた。

　試合後、ロッカールームはパーティー会場と化した。選手たちが音楽に合わせ飛び跳ね、お祭り騒ぎだ。この様子はクラブ公式Xで公開され、日本のファンからも多くのコメントが寄せられている。

「最新純也いないやん？と思ったら敬斗の後ろにひょこっと現れた」
「今日も純也さんが純也さんしてて、朝から笑った」
「独特すぎる純也のリズム感」
「今日は敬斗ぺちぺち」
「やっぱり敬斗くん陽キャですごい」
「いやもう...可愛すぎませんか？」
「最高すぎる！ほんとにおめでとう」
【動画】純也＆敬斗＆関根も大はしゃぎ？見どころ満載のお祭り映像

　伊東は３月25日に日本代表の一員としてサウジアラビアと戦った後、「今は残留争いなので、チームをしっかり（１部に）残せるように。自分が率先して結果を出すのはもちろんだけど、カップ戦も残っているので、カップ戦で良い結果を出せるようにしたい。優勝したらヨーロッパリーグもあるし、残留してヨーロッパリーグを取れれば、苦しいシーズンだったけど良かったと思えるかな」と語っていた。

　その意気込み通り、代表ウィーク明け初戦で難敵マルセイユに３－１で快勝し、リーグ戦16試合ぶり、期間にして約４か月半ぶりに勝利すれば、カップ戦で優勝に王手をかけた。ダブルで目標を達成し、有終の美を飾れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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