チャンピオンズリーグの準々決勝で、現地４月８日と16日にセリエAのインテルはブンデスリーガのバイエルンと対戦する。それだけに、イタリアメディアもバイエルンの動向を注視しているようで、伊藤洋輝の故障も伝えられた。

　伊藤は３月29日に開催されたブンデスリーガ第27節のザンクトパウリ戦に途中出場したが、無念の負傷交代。シーズン前に中足骨の骨折で戦列を離れ、今年２月に復帰したばかりだったが、またも同じ箇所を傷め、離脱を余儀なくされた。

『QUOTIDIANO SPORTIVO』が「バイエルン・ミュンヘンが苦境に。ヒロキ・イトウが負傷でインテル戦を欠場」と速報すれば、『sportal.it』は、悔しそうな表情を浮かべる伊藤の写真とともに「ヒロキ・イトウに再び呪いが襲う。彼に平穏は訪れない」と報じる。

『calcio mercato』も「バイエルン・ミュンヘン、インテル戦前に緊急事態：ヒロキ・イトウが足を骨折」と見出しを打ち、「バイエルンは崩壊し続けている。インテル戦を控えていることを考えると、守備陣の負傷者リストは心配なほど増えている」とし、伊藤に関しても詳報する。
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「ヒロキ・イトウは、３－２で勝利したザンクトパウリ戦で58分に（ラファエウ・ゲレイロに代わって）出場したが、負傷でピッチを去り、ヴァンサン・コンパニ監督が率いるチームは試合終了時点で10人になってしまった。

　ドイツのクラブの情報チャンネルで公開された公式メモによると、元シュツットガルトの選手は中足骨を骨折。これは再発であり、シーズンを早期に終えざるを得ないだろう。バイエルンでの１年目で、イトウはブンデスリーガとチャンピオンズリーグを合わせて、わずか８試合の出場で１得点を挙げている」

　また『Gazzetta dello Sport』は、ダヨ・ウパメカノとアルフォンソ・デイビスの負傷に触れたうえで、「これで３人目だ。チャンピオンズリーグ準々決勝のインテル戦で守備陣を大幅に改造することになるだろう」と展望した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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