試合序盤の勢いを徐々に失い…
2025年3月29日、FC東京が味の素スタジアムで開催された多摩川クラシコで川崎フロンターレと対戦。仲川輝人をCFに配置した3-4-2-1システムで臨んだホームチームはシャドーの一角を担った俵積田晃太の個人技を武器にチャンスを作り出す。7分の決定機(敵最終ラインの裏に抜け出した俵積田がシュート)はGK山口瑠伊の好セーブに阻まれたものの、シーズン開幕当初に比べると迫力ある攻撃を展開できていた。
カウンターを食らうなどピンチがなかったわけではないが、選手もボールもそれなりに動いているこの日のサッカーはネガティブに映らなかった。ただ、25分あたりから川崎にボールを握られる時間帯が増えて、27分には強烈なヘディングシュートを打たれる。失点しなかったとはいえ、試合序盤の勢いを徐々に失ってしまったのが気になった前半だった。
ボランチコンビの橋本拳人と高宇洋を起点に白井康介と安斎颯馬の両ウイングバックから崩す意図があったFC東京だが、そこを川崎に読まれ始めてから停滞。型にこだわりすぎず、ピッチ内の選手で修正する力が求められた感もある。結局、前半の好機は7分の俵積田のシュートだけと寂しい前半になった。
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カウンターを食らうなどピンチがなかったわけではないが、選手もボールもそれなりに動いているこの日のサッカーはネガティブに映らなかった。ただ、25分あたりから川崎にボールを握られる時間帯が増えて、27分には強烈なヘディングシュートを打たれる。失点しなかったとはいえ、試合序盤の勢いを徐々に失ってしまったのが気になった前半だった。
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スコアレスで迎えた後半、交代なしで臨んだFC東京は果敢に先制点を狙うアクションを見せるが、それも奏功せず55分に失点。ペナルティエリア内にスルーパスを許すと、それに反応した山田新に至近距離から決められてしまった。
65分に橋本、俵積田に代えて東慶悟と小柏剛を投入したFC東京は、さらに72分に佐藤恵允を下げて塚川孝輝を送り込んで反撃に出ようとする。しかし、塚川を入れた直後の73分、自陣の左サイドから上げられたクロスを伊藤達哉に合わせられて再び失点。追いつくどころか、0-2と差を広げられた。
その後、カウンターからエリソンにもゴールを奪われ、ホームで0-3。
総合的に見て、この日は川崎に完敗した印象だ。パスの繋ぎ、プレスの掛け方など、ほぼ全ての面でFC東京は相手を下回った。果たしてFC東京のシュートシーンは何回あっただろうか。そう感じてしまう試合でもあった。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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