前田大然と旗手怜央が所属するセルティックは現地３月16日、スコットランドリーグの第30節で宿敵レンジャーズとホームで激突。２－３で敗れて、ダービー２連敗となった。

　このオールドファームに日本人コンビが先発したなか、セルティックは開始4分にCKからいきなり失点。37分にも追加点を奪われて、前半だけで２点のビハインドを負う。

　それでも後半、49分に右からのクロスに反応した前田がヘディングシュートを叩き込んで１点差に詰め寄ると、74分には味方のスルーパスに抜け出した旗手が右足のシュートを流し込んで同点を奪取。セルティックは２点差を追いつく意地を見せるも、88分に勝ち越し弾を許した。
【動画】前田＆旗手がオールドファームでゴール！

　試合後、セルティックの専門メディア『CELTS ARE HERE』は、レンジャーズ戦に出場した選手たちを採点。公式戦５戦連発となった前田には、チーム最高の「９点」与えて、「この日のセルティックのベストプレーヤー。見事なヘディングシュートで追撃弾を奪い、容赦ないプレッシャーと動きでレンジャーズの守備陣を苦しめた」と賛辞を贈った。

　一方、旗手にも「８点」を付与して「セルティックの傑出した選手の一人。素晴らしいシュートで一時同点となるゴールを決めた。中盤でのあらゆるクリエイティブの中心となった」と称賛している。

　また、『THE CELTIC STAR』は、日本人２人をそれぞれ以下のように評している。

前田／採点「７点」
「止まらないダイゼンがまたやってくれた。後半はほとんどの間、対峙した相手が悲鳴を上げていた」

旗手／採点「7.5点」（MOTM）
「試合序盤から調子が良かった唯一のヒーロー。上品で、リズムに乗って、見事にターンし、仲間を探した。後半には同点ゴールを決めて逆転に迫った」

　チームは敗れたものの、躍動した前田と旗手はともに高評価を受けた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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