DAZNで配信された『やべっちスタジアム』最新回に、パルマ（イタリア）の鈴木彩艶が出演。日本代表での覚悟を語った。

　22歳のGKは、クラブと代表での意識の違いをこう語る。

「代表とクラブでプレーするのは、重みが本当に違う。失点をしない、結果に繋げることが一番なので、できない時は強く言われることもありますけど、それは代表としての重みだと思うので、これからも責任を持ってプレーしていきたい」

　その“重み”を特に感じたのは、2024年１月に行なわれたアジアカップだ。ベスト８に終わった森保ジャパンにおいて、彩艶は大会で全試合に出場も、ミスが重なり５試合で８失点。多くの批判も浴びた。
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「アジアカップで結果に繋がるプレーができなくて、チームとしても敗れてしまったので、そこでの経験を活かして今、少しずつ成長できていると思っています。結果にこだわるというところは改めて強く意識するようになった。それを今後、もっと出していきたい。

　力をグッと入れると見えるものも見えなくなってしまう。アジアカップの時はやろう、やろうとしすぎて変に力が入りすぎてしまった。良い意味で力を抜くことを意識すると、少しずつ良くなっている実感があります」

　苦しい思いをした大会を経て、自身の成長を感じているという日本の守護神は、「今としてはアジアカップの経験があったから少しずつ成長できていると思っています。それがあったからと言えるように、これからのワールドカップなどで結果を出して、言えるようになりたいと思います」と力強い言葉を口にし、先を見据えた。

　日本代表は３月シリーズで、ともにホームで20日にバーレーンと、25日にサウジアラビアとW杯最終予選を戦う。一回り大きくなった彩艶がどんなプレーを見せてくれるか、注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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