遠藤航が所属するリバプールが、またシュツットガルトから守備的MFを獲得するかもしれない。

　リバプールの専門メディア『EMPIRE OF THE KOP』は「リバプールはネクスト・エンドウを獲得する可能性がある」と見出しを打ち、次のように伝えた。

「リバプールが2023年８月にシュツットガルトからエンドウを獲得した際、当時は比較的注目されなかった移籍だった。長年のターゲットであるモイセス・カイセドとロメオ・ラビアの獲得でチェルシーに先を越されたばかりだったため、当時30歳だったこの選手を1600万ポンドで獲得したことは単なる慰めに過ぎないと考えた人もいるかもしれない。しかし、日本代表キャプテンはアンフィールドで非常に高く評価され、人気のある選手であることが証明されているため、レッズは将来の長期的な後継者を求めて再びMHPアリーナを襲撃する可能性がある」

　同メディアは「クリスチャン・フォーク氏は、リバプールがシュツットガルトの守備的MFに興味を持っていると報じた。その選手の移籍金はエンドウのほぼ２倍と予想されているが、今夏に獲得できる可能性があるという。ブンデスリーガのインサイダーで次のように書いている」とし、フォーク氏の報道を紹介している。

「リバプールはアンジェロ・シュティラーに興味を持っている。シュティラーの契約には3600万ユーロ（3020万ポンド）相当の契約解除条項があり、2026年に発効する。彼らが2026年に彼を獲得することは可能だろう。もちろん、彼らがこの夏に高額のオファーを持ってきたら、早期に契約することも可能だ」

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　記事はこのドイツ代表MFについて、「リバプールの６番のポジションでエンドウの長期的な代役として活躍できるだろうか？」と綴り、こう見解を示している。

「リバプールのＭＦより10歳年下の彼は来月に22歳となり、移籍の噂があるモナコのラミーヌ・カマラと同様に、長期的な選択肢となるだろう。主に中盤の底でプレーしているにもかかわらず、このドイツ人選手の主な強みは、相手の攻撃を阻止することよりも、自分のチームのためにプレーを進めることにある」

「エンドウと似たポジションでプレーし、シュツットガルトからリバプールへの移籍を再現する可能性があるにもかかわらず、シュティラーはレッズの３番のクローンではない。日本人戦士とは異なるスキルを提供するが、予想される移籍の類似性は驚くほどである」

　そして、「アルネ・スロット監督にはすでに質の高いMFの選択肢が豊富にあり、このドイツ人選手の契約解除条項は来年から発効するため、スロットは2026年の夏まで待つ可能性がある。その間、彼が将来的にリバプールの強力な守備的MFに成長できるかどうかを見るために、ブンデスリーガでの彼の進歩に注目する価値はある」と締め括っている。

　果たして、またシュツットガルトからボランチを獲得するのか。“遠藤２世”を巡る動きに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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