このまま浮上できず、中位以下で終わってしまうのか。もっとも、アンジェ・ポステコグルー体制が今季の最後まで続くかは不明だ。

　現地時間３月９日に開催されたプレミアリーグ第28節で、13位のトッテナムは９位のボーンマスとホームで対戦。２点を先行された後、パペ・マタール・サールとソン・フンミンの得点で追いついたものの、勝ち越し点までは奪えず、２－２で終わった。

　思うように勝点を積み上げられず、苦しい日々が続くなか、宿敵アーセナルのOBペリー・グローブス氏は『tlakSPORT』で、ポステコグルー監督の猶予はあと１試合しかないと主張した。つまり、13日にホームで行なわれるヨーロッパリーグ（EL）ラウンド16第２レグ、AZ戦で敗れればクビだと言い放ったのだ。

「木曜日のAZ戦は、彼にとってキャリア最大の試合になるだろう。彼の仕事はその試合に懸かっている。もし勝てなければ、クビを宣告され、（事実上）シーズン終了になるかもしれない。その試合に勝って、ヨーロッパリーグを制覇しなければ、彼の未来はない」
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　来月に60歳となるグローブス氏はまた、「選手たちはアンジェ・ポステコグルーに100％捧げているとは思えない」とも伝えた。

「試合に負けている時、あらゆる問題にぶつかっても、ポステコグルーは答えを出してくれないからだ。彼らには他にプレーする方法がない」

　毎熊晟矢を擁するオランダの雄、AZとの第１レグは０－１で敗れた。逆転で制し、今季唯一の希望となっているELでの戦いを続けられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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