現地３月８日に開催されたブンデスリーガ第25節で、伊藤洋輝が所属する首位のバイエルンがホームで三好康児がプレーする16位のボーフムと対戦した。

　伊藤が左サイドバックで公式戦３試合ぶりに先発したバイエルンは、序盤からボールポゼッションで優位に立つ。すると14分、ボックス内で伊藤の絶妙なスルーパスを受けたニャブリがドリブルを仕掛け、相手にブロックされるも、こぼれ球に反応したゲレイロが強烈なシュートを突き刺して先制に成功する。

　さらに20分には、ミュラーのパスに抜け出したザネが敵陣ペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これをニャブリが蹴ったが、ボールは左のポストを叩いて追加点とはならず。

　それでも28分、左サイドでボールを受けた伊藤が右足でクロスを供給。これをミュラーが頭で折り返し、最後はゲレイロがヘッドで押し込んで追加点を挙げた。

　しかしその３分後、CKのこぼれ球を拾ったメディッチに豪快な一撃を叩き込まれて１点差に詰め寄られる。さらに42分にはパリーニャがボールを蹴った後に相手の足を踏んでしまい、レッドカードを受けて退場に。このまま２－１で前半を終える。
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　後半に入って51分、数的不利のホームチームは左サイドからパスラックにクロスを上げられると、シソコにヘディングシュートを叩き込まれて同点とされる。

　58分にはニャブリのラストパスを受けたゲレイロが決定機を迎えるも、狙い澄ましたシュートはゴール左に外れる。

　すると71分、自陣でライマーがボールを奪われたところからショートカウンターを受け、最後はベロに決められて勝ち越しを許す。

　その後、76分に伊藤に代えてキミッヒを投入したバイエルンは猛攻を仕掛けるも、最後まで同点ゴールを奪えず。２－３で逆転負けを喫した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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