「レフェリーに確認しても『全然今のはなかったよ』みたいな感じ」
2月26日に開催されたJ1第3節で、横浜F・マリノスと横浜FCが前者のホームで激突。互いにゴールを奪えず、2年ぶりの横浜ダービーはスコアレスドローで終わった。
この試合で印象だったのは、主審が一貫してあまりファウルを取らなかった点だ。Jリーグとして、アクチュアルプレーイングタイム(実際のプレー時間)を増やそうという流れがあるなか、ファウルの基準を高く設定し、あまり笛を吹かなかったようにも見えた。
例を挙げるとすれば、59分のシーンだ。直前に投入されていた植中朝日が敵陣中央でパスを受けると、上手く反転してゴール方向に持ち運ぶが、駒井善成に倒されてしまう。しかし、そのままプレーが続けられた。
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この試合で印象だったのは、主審が一貫してあまりファウルを取らなかった点だ。Jリーグとして、アクチュアルプレーイングタイム(実際のプレー時間)を増やそうという流れがあるなか、ファウルの基準を高く設定し、あまり笛を吹かなかったようにも見えた。
例を挙げるとすれば、59分のシーンだ。直前に投入されていた植中朝日が敵陣中央でパスを受けると、上手く反転してゴール方向に持ち運ぶが、駒井善成に倒されてしまう。しかし、そのままプレーが続けられた。
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植中は試合後にこの場面を振り返り、裏話を明かすと同時に、レフェリングに対して率直な思いを伝えた。
「あの時に駒井選手も『あれはファウルだったよな』みたいな感じで言っていたので...ジャッジのところは今年変わっているのは、分かってはいますけど、何をもっての基準なのかもちょっと難しいなっていう。
あのシーンだったら、倒れながら出してそれをカットされているのに、そこのプレーで(ファウルを)取ってもらえないと難しいなっていうのは正直なところあります。でも、それは審判のあれなので、どうこう言えないので、倒れないようにするしかないです」
パリ五輪メンバーでもある植中は、今回の横浜FC戦に限らず、今季を通してズレを感じているようだ。
「『ファウルだろうな』と思いながら上手く耐えて繋いで、ボールが切れた後にレフェリーに確認しても『全然今のはなかったよ』みたいな感じ。自分の感覚とのズレはやっぱりあるので、そこをもっと擦り合わせながらやりたいです」
スティーブ・ホーランド監督を迎え、マリノスは新体制となったなか、レフェリングの“新基準”への順応も求められる。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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あのシーンだったら、倒れながら出してそれをカットされているのに、そこのプレーで(ファウルを)取ってもらえないと難しいなっていうのは正直なところあります。でも、それは審判のあれなので、どうこう言えないので、倒れないようにするしかないです」
パリ五輪メンバーでもある植中は、今回の横浜FC戦に限らず、今季を通してズレを感じているようだ。
「『ファウルだろうな』と思いながら上手く耐えて繋いで、ボールが切れた後にレフェリーに確認しても『全然今のはなかったよ』みたいな感じ。自分の感覚とのズレはやっぱりあるので、そこをもっと擦り合わせながらやりたいです」
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