次節もダービー。今度こそゴールを奪えるか
2月26日に開催されたJ1第3節で、横浜F・マリノスは横浜FCとホームの日産スタジアムで対戦。主導権を握り、相手の倍以上の13本のシュートを放ったが、最後までゴールを奪えず。2年ぶりの横浜ダービーは0-0で終わった。
タイムアップの瞬間、ホームサポーターからブーイングが飛んだ。それもそのはず、同じ街のライバル相手にボールは持つものの、最終局面でのアイデアと迫力を欠く、非常にストレスが溜まる展開だった。
それに加え、リーグ開幕3戦で奪ったゴールは、第1節のアルビレックス新潟戦(1-1)でアンデルソン・ロペスがPKから奪った1点だけ。流れの中からはいまだゼロだ。
近年は攻撃力を売りにし、リーグトップクラスの得点数を誇ってきただけに、より物足りなく映る。
「去年、一昨年、優勝した2022年から選手は多少変わってますけど、ロペス、エウベル、ヤン(・マテウス)がいて、攻撃の選手的にはそうも変わってない。それで(点を)取れないってことは、戦術的なところで、もしかしたらみんな守備に重点を置き過ぎちゃってることもあるかもしれないです」
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
タイムアップの瞬間、ホームサポーターからブーイングが飛んだ。それもそのはず、同じ街のライバル相手にボールは持つものの、最終局面でのアイデアと迫力を欠く、非常にストレスが溜まる展開だった。
それに加え、リーグ開幕3戦で奪ったゴールは、第1節のアルビレックス新潟戦(1-1)でアンデルソン・ロペスがPKから奪った1点だけ。流れの中からはいまだゼロだ。
近年は攻撃力を売りにし、リーグトップクラスの得点数を誇ってきただけに、より物足りなく映る。
「去年、一昨年、優勝した2022年から選手は多少変わってますけど、ロペス、エウベル、ヤン(・マテウス)がいて、攻撃の選手的にはそうも変わってない。それで(点を)取れないってことは、戦術的なところで、もしかしたらみんな守備に重点を置き過ぎちゃってることもあるかもしれないです」
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試合後にそう語ったのは、ACLEの2戦を含めて今季初めて先発を外れ、58分から出場した植中朝日だ。昨夏はパリ五輪に出場した23歳のアタッカーはさらに、個で打開できる前線のブラジル人トリオに「任せっきりっていうのは多分あると思います」と分析する。
「強力な選手が前にいるので、『はい、もうやってください』って感じになっちゃってることもあるのかなと。上手く自分が間に入ったりして、攻撃と守備の架け橋というか、繋ぎ目のところも自分がやれればいいかなと思っています。
自分が攻撃のオプションの1つにならないといけない。相手は警戒しているので。今日だったらヤンがサイドでボールを持ったら2対1を作りに来ようとしてきたり、3バックもロペスに対しては誰かしらくっついていたので、そういった時に2列目から自分が飛び出したりだとか。
『自分に預けとけば』って気持ちにさせられるような、一発を持っている力をつけないといけないのはもちろんですけど、そういった3人の選手を気持ち良くプレーさせるためにも、自分が上手く潰れ役になったりするのも大事。マリノスといえば、前線3人の力はどうしても強い印象はあるので、そこを自分や(天野)純君、(遠野)大弥君みたいな選手が、上手く使えればいいかなと思います」
チームが得点力不足に悩む状況ではあるが、植中自身のフィーリングは決して悪くないようだ。
「身体のコンディション的なところも含めて良い感じになっています。連戦ですけど、次の試合に残るような疲れも溜まっていないし、今日もスタートで行きたい気持ちはもちろんあったぐらいなので。あとは本当に、個人的にもゴールは欲しいです。やっぱりフォワードとか前線の選手は点を取ってどんどん良くなっていくと思うので、早く安心する意味でもゴールは取りたいです」
次節は3月1日、日産スタジアムで行なわれる湘南ベルマーレ戦だ。神奈川ダービーで今度こそゴールを奪えるか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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「強力な選手が前にいるので、『はい、もうやってください』って感じになっちゃってることもあるのかなと。上手く自分が間に入ったりして、攻撃と守備の架け橋というか、繋ぎ目のところも自分がやれればいいかなと思っています。
自分が攻撃のオプションの1つにならないといけない。相手は警戒しているので。今日だったらヤンがサイドでボールを持ったら2対1を作りに来ようとしてきたり、3バックもロペスに対しては誰かしらくっついていたので、そういった時に2列目から自分が飛び出したりだとか。
『自分に預けとけば』って気持ちにさせられるような、一発を持っている力をつけないといけないのはもちろんですけど、そういった3人の選手を気持ち良くプレーさせるためにも、自分が上手く潰れ役になったりするのも大事。マリノスといえば、前線3人の力はどうしても強い印象はあるので、そこを自分や(天野)純君、(遠野)大弥君みたいな選手が、上手く使えればいいかなと思います」
チームが得点力不足に悩む状況ではあるが、植中自身のフィーリングは決して悪くないようだ。
「身体のコンディション的なところも含めて良い感じになっています。連戦ですけど、次の試合に残るような疲れも溜まっていないし、今日もスタートで行きたい気持ちはもちろんあったぐらいなので。あとは本当に、個人的にもゴールは欲しいです。やっぱりフォワードとか前線の選手は点を取ってどんどん良くなっていくと思うので、早く安心する意味でもゴールは取りたいです」
次節は3月1日、日産スタジアムで行なわれる湘南ベルマーレ戦だ。神奈川ダービーで今度こそゴールを奪えるか。
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