レアル・ソシエダの久保建英は、複数のビッグクラブが関心を示し、今夏の去就が注目されている。

　この日本代表MFが抜けた際の後釜も話題となっている。そんななか、スペインメディア『Que』は「レアル・ソシエダにクボの代わりとなる銀河系のスターが現れるかもしれない」と見出しを打った記事を掲載。「レアル・ソシエダではクボの退団がますます現実味を帯びている」と報じた。

「レアル・ソシエダではクボの将来について話し合っている。今シーズンは素晴らしいパフォーマンスを見せており、ヨーロッパのいくつかのクラブが何度も彼を獲得したがっていることは周知の事実である。実際、報道によれば、この日本人選手の獲得に関心を持つクラブが複数あるという」

　同メディアは「イマノル・アルグアシル監督が率いるチームは、スター選手を手放したくないが、もし手放せば、クラブの金庫に多額のカネが残ることを知っている。そこで取締役会は、数年前のクボのやり方を繰り返し、必要であればレアル・マドリーから若いタレントを獲得する選択肢を検討している」とし、こう続けている。

「レアル・ソシエダはクボに対して、中東リーグなどからのオファーがあったことを知っていたが、クボはそれを拒否した。だが、ハンジ・フリック監督のバルセロナのようなクラブが彼を狙っていることも承知している。バルセロナやプレミアリーグからオファーがあった場合、ソシエダは同選手に約6000万ユーロというかなりの金額を要求している。彼らは、トルコ人選手にレアル・マドリーでチャンスがないことを知っているので、アルダ・ギュレルを求める」

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　記事は「ギュレルのソシエダへの移籍が実現可能になるのは、マドリーは彼が経験を積めると考え、移籍を検討しているからだ。さらに、サン・セバスティアンのようなクラブであれば、交渉はより安全になる可能性がある」とし、見解を綴っている。

「アルダ・ギュレルが常に、自身の主な目標はレアル・マドリーで成功することだと明言していたのは事実だ。しかし、将来スターとして白いチームに戻り、これまでアンチェロッティの下では享受できなかった、彼が切望する卓越性を享受するために、チームを変更するという考えに反対することはないだろう」

　久保が退団した場合、19歳の“トルコの天才”が後継者となるのか。今後の動きに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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