「もう明日死んでもいい」三笘薫が決めたスーパーゴールの舞台裏で…プレミア公式が伝えた“72歳日本人ファン”との心温まる交流に感動の嵐!「泣ける話やな」
カテゴリ:日本代表
2025年02月23日
三笘は語る。「その熱意が僕をここに呼んでくれたのかもしれない」
現地2月21日、プレミアリーグの公式YouTubeチャンネルがひとつの動画をアップロードした。それはブライトンを半世紀に渡って愛し続ける日本人サポーターが送った、ひとつの手紙から始まる。日本語に翻訳された長い文面を読むのはほかでもない、日本代表MFの三笘薫だ。
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手紙の主は、72歳になる“チャーリー”ことカズオさん。およそ50年前の1973年にブライトンに移り住み、時を置かずにアルビオン(ブライトンの呼称)の虜になったという。滞在した5年間欠かさずホームゲームに通い、「勝敗に関係なく、これらの試合は私の人生のなかでもっとも大切な思い出のひとつです」と想いを寄せた。
だが日本へ帰国すると、ブライトンの情報を得るのはきわめて難しくなる。チームはイングランド下部リーグに属する期間が長く、距離的な問題が常に立ちはだかった。テレビ放送もインターネットもない時代だ。三笘はカズオさんの気持ちを推し量り、「情報が入ってない時代からチームを応援し続けるっていうのは、なかなか難しいことだと思いますし、それだけの熱意がないとできないこと。ホントにそういう熱意が、もしかしたら僕をここ(ブライトン)に呼んでくれたのかもしれない。そういった意味でも、いろんなものをブライトンに残せたらなぁと思います」と話した。
そんななか、2017-18シーズンにブライトンが初めてプレミアリーグ参戦を果たすと、カズオさんを取り巻く環境も状況も一変する。「日本にいながら毎試合をライブで観戦できるようになった。私の人生にアルビオンを取り戻すことができたんです」と振り返る。昨年夏にブライトンが行なった日本ツアーも現地観戦。「ひとつの夢が叶った。泣かないでおこうと思っていましたが、少しだけ涙を流してしまいましたね」と明かして笑みを浮かべた。
最後に三笘への感謝と激励を述べ、現在の本拠地であるAMEXスタジアムで観戦するのが「もうひとつの夢」だと書き添えたカズオさん。クラブが粋な計らいをしたのは、先日のことだ。現地2月14日、チェルシー戦が行なわれたAMEXスタジアムにカズオさんを招待したのである(前日がカズオさんの72歳の誕生日だった)。1970年代当時の主軸選手だったアンディ・ローリングス氏の出迎えを受け、ピッチレベルに立つと矢継ぎ早に監督や選手に声を掛けられるなど、超VIP待遇でもてなされた。
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手紙の主は、72歳になる“チャーリー”ことカズオさん。およそ50年前の1973年にブライトンに移り住み、時を置かずにアルビオン(ブライトンの呼称)の虜になったという。滞在した5年間欠かさずホームゲームに通い、「勝敗に関係なく、これらの試合は私の人生のなかでもっとも大切な思い出のひとつです」と想いを寄せた。
だが日本へ帰国すると、ブライトンの情報を得るのはきわめて難しくなる。チームはイングランド下部リーグに属する期間が長く、距離的な問題が常に立ちはだかった。テレビ放送もインターネットもない時代だ。三笘はカズオさんの気持ちを推し量り、「情報が入ってない時代からチームを応援し続けるっていうのは、なかなか難しいことだと思いますし、それだけの熱意がないとできないこと。ホントにそういう熱意が、もしかしたら僕をここ(ブライトン)に呼んでくれたのかもしれない。そういった意味でも、いろんなものをブライトンに残せたらなぁと思います」と話した。
そんななか、2017-18シーズンにブライトンが初めてプレミアリーグ参戦を果たすと、カズオさんを取り巻く環境も状況も一変する。「日本にいながら毎試合をライブで観戦できるようになった。私の人生にアルビオンを取り戻すことができたんです」と振り返る。昨年夏にブライトンが行なった日本ツアーも現地観戦。「ひとつの夢が叶った。泣かないでおこうと思っていましたが、少しだけ涙を流してしまいましたね」と明かして笑みを浮かべた。
最後に三笘への感謝と激励を述べ、現在の本拠地であるAMEXスタジアムで観戦するのが「もうひとつの夢」だと書き添えたカズオさん。クラブが粋な計らいをしたのは、先日のことだ。現地2月14日、チェルシー戦が行なわれたAMEXスタジアムにカズオさんを招待したのである(前日がカズオさんの72歳の誕生日だった)。1970年代当時の主軸選手だったアンディ・ローリングス氏の出迎えを受け、ピッチレベルに立つと矢継ぎ早に監督や選手に声を掛けられるなど、超VIP待遇でもてなされた。
そして試合は――。三笘が超美技のトラップからゴールを決め、チームも3-0の快勝を収める出来すぎた展開。ゲーム後に三笘とカズオさんは初対面を果たし、三笘は「手紙ありがとうございます。本当に勝てて良かった。パワーをくれたと思います」と爽やかに語りかけ、「いやぁ、負けなくて良かったです」とふたたび本音を吐露して笑いを誘った。カズオさんは「今までの人生で最高の誕生日プレゼントになりました。彼を観るために日本からやってきた甲斐がありました。もう明日死んでもいいくらいですね」と喜びを噛み締めた。
動画のコメント欄には感動したファンからのメッセージが続々。「泣ける話やな」「こんなんこっちが泣いちゃう」「縁というか運命を感じますね」「幸せな気持ちになった」「どんだけ運の強い方なんでしょう!」「チャーリーの情熱に敬意を!」など書き込みは300件を超え、小さくない反響を呼んでいる。
三笘は現地22日のサウサンプトン戦でも3戦連発となる1ゴールを挙げ、ブライトンの4-0完勝に貢献。カズオさんに注入された魂を力に変え、絶好調をキープしている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】プレミア公式YouTubeが伝えたブライトン、三笘薫、そして“72歳日本人ファン”を巡る感動秘話
動画のコメント欄には感動したファンからのメッセージが続々。「泣ける話やな」「こんなんこっちが泣いちゃう」「縁というか運命を感じますね」「幸せな気持ちになった」「どんだけ運の強い方なんでしょう!」「チャーリーの情熱に敬意を!」など書き込みは300件を超え、小さくない反響を呼んでいる。
三笘は現地22日のサウサンプトン戦でも3戦連発となる1ゴールを挙げ、ブライトンの4-0完勝に貢献。カズオさんに注入された魂を力に変え、絶好調をキープしている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】プレミア公式YouTubeが伝えたブライトン、三笘薫、そして“72歳日本人ファン”を巡る感動秘話