日本代表の長友佑都（FC東京）が、テレビ朝日系列の「報道ステーション」で内田篤人氏と対談。その模様が２月20日に放送された。

　内田氏の質問のひとつが「ズバリ聞きますけど、代表の試合に出れないのをどう思っていますか？」だった。北中米ワールドカップのアジア最終予選、６試合を消化した現時点で長友はすべてベンチ外。それについて内田氏に言及された38歳のベテランは次のように回答した。

「正直ね、何の焦りも心配もしていない。周りの人のほうが心配した声とか、メディアで『長友どうなの？』とか」

　そうした見方はあるが、「なんか分からないけど、自分の中でもう５回目のワールドカップに行っている」と長友は断言した。

「（５回目のワールドカップに）行って活躍しまくっている。こんなのテレビで言ったら『長友何言っているんだ』ってなるけど」
 

　なぜそう思うのか。長友なりの考えがある。

「アジア最終予選で３バックをやっているけど、ウイングバックに守備の選手を置く必要がないと冷静に思っている。三笘（薫）、（堂安）律、（伊東）純也とか、そこはそうでしょと。ボールを持てて優位に自分たちが戦えるから攻撃的に行ってバンバン点を取ってこいと」

　しかし、ワールドカップ本大会になると、日本がボールを持つ時間は限られる。サッカー大国と言われる国々と対戦すれば、ディフェンシブにならざるを得ない。そうなった時、守備のスペシャリストが必要だと長友はいう。

「相手にめちゃくちゃ足が速い、例えばエムバペ（フランス代表）、ヴィニシウス（ブラジル代表）と戦う可能性もある。そうなると、守備力大事じゃん。その時に『長友だ』と。対人、１対１だったら長友だと思わせるコンディションを作っておけばいい」

　長友は「勝負はワールドカップだから」と強調。絶対に自分が必要とされる時が来ると、確信している。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

【画像】華やかなコスチュームでエール！ 大会を彩る韓国女子サポを特集！

【記事】「狂ってる」「不公平だ」「神戸に謝罪と説明を」山東の撤退でACLEは大混乱！ヴィッセルがまさかの３→５位転落、韓国の浦項も非情のGS敗退か。AFCの“16強確定”投稿が大荒れ！

【画像】韓国No.1美女チアリーダー、キム・ハンナの“ドッカン悩殺ショット”を厳選でお届け！