ブライトンの三笘薫に、プレミアリーグの強豪チェルシーが興味を持っているという。

　そのチェルシーは、先日のブライトンとの２連戦で、三笘に２試合連続ゴールを許した。しかも、１点目は絶妙のループ弾、２点目は超絶トラップからのスーパーゴールだ。チンチンにされた相手が欲しくなるのも当然かもしれない。
【動画】三笘薫が超絶トラップから衝撃のスーパーゴール
　そんななか、『Sports Mole』は「ブライトンがミトマの希望価格を設定？」と見出しを打った記事を掲載。次のように報じた。

「『CaughtOffside』によると、ブライトンは、ミトマについていくらの移籍金が妥当と考えるかをすでに決めているという。シーガルズの幹部は8000万ユーロ（128億円）程度のオファーなら“しぶしぶ”受け入れるだろう」

　記事は「2021年にわずか250万ポンドの移籍金で獲得したこの日本代表選手の移籍は驚くべき利益となる」としつつ、「チェルシーはミトマとの契約についてまだ公式な話し合いを行なっていないとされているが、ブライトンとの取引に関心があるとの見方が出ている」と続けた。
 

　同メディアは、「チェルシーは最近、ピッチのどのエリアでもほとんど納得のいくプレーができていないが、2024-25シーズンのプレミアリーグでは、ウイングの成績は十分ではなかった」と指摘。現有戦力を引き合いに出して、こう綴った。

「ノニ・マドゥエケ、ペドロ・ネト、ジェイドン・サンチョ、ミハイロ・ムドリクの４人は、合計でわずか11ゴール・９アシストだ。比較すると、ミトマは25試合に出場して６ゴール・３アシストをマークし、イングランドのトップリーグでは77試合に出場して16ゴール・13アシストを記録している」

　また、『CaughtOffside』は「『メッシのような』ミトマにチェルシー移籍の可能性」と報じた。

「ジェイミー・キャラガーはミトマのゴールを『メッシのようだ』と評したが、これはおそらく同選手に与えられた最高の賛辞だろう。シーガルズがミトマを失うことを嫌がっていることは知られているが、情報筋はCaughtOffsideに、ミトマが夏の移籍期間で最も需要のある選手の一人になるだろうと伝えた。関係者によると、彼に対して8000万ユーロ前後のオファーが来た場合、彼らは不本意ながら彼と別れることになるだろうとのことだ」

　ゴラッソのおかげで、移籍市場でますます注目の存在となっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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