大会前に盟友の小杉啓太からエールも
まさかの結果だった。
2月17日に行なわれたU-20アジアカップ(U-20ワールドカップのアジア最終予選を兼ねる)のグループステージ第2戦。タイとの初戦を3-0で快勝し、意気揚々とシリア戦に臨んだU-20日本代表だったが、思わぬ苦戦を強いられた。
開始10分に先制点を許し、24分にMF大関友翔(川崎)の得点で試合を振り出しに戻したが、33分に再び失点。1-2で迎えた後半は押し込みながらも、なかなかゴールが奪えない。それでも85分にFW高岡伶颯(日章学園/サウサンプトン加入内定)の同点弾で追いついて2-2。なんとか勝点1を掴んだとはいえ、決して褒められるようなゲーム内容ではなかった。
一夜明け、チームは午前中にトレーニングを実施。リカバリー組はホテルで調整し、残りの13人のメンバーがグラウンドで汗を流した。そのなかにはシリア戦の先発組もいて、そのひとりがCB土屋櫂大(川崎)だ。
土屋はシリア戦で今大会初出場。ハーフタイムで交代となったが、3バックの右で精力的にプレー。往来の4バックではなく3バックで臨んだ点に関しては「問題ない」と話した一方で、連係面では課題があったと振り返る。
「2失点を喫した点はもう一度、振り返らないといけない。チームとしての守備や連係もそうですし、組織的に守るところをブラッシュアップしたいと思う」
【画像】華やかなコスチュームでエール! 大会を彩る韓国女子サポを特集!
2月17日に行なわれたU-20アジアカップ(U-20ワールドカップのアジア最終予選を兼ねる)のグループステージ第2戦。タイとの初戦を3-0で快勝し、意気揚々とシリア戦に臨んだU-20日本代表だったが、思わぬ苦戦を強いられた。
開始10分に先制点を許し、24分にMF大関友翔(川崎)の得点で試合を振り出しに戻したが、33分に再び失点。1-2で迎えた後半は押し込みながらも、なかなかゴールが奪えない。それでも85分にFW高岡伶颯(日章学園/サウサンプトン加入内定)の同点弾で追いついて2-2。なんとか勝点1を掴んだとはいえ、決して褒められるようなゲーム内容ではなかった。
一夜明け、チームは午前中にトレーニングを実施。リカバリー組はホテルで調整し、残りの13人のメンバーがグラウンドで汗を流した。そのなかにはシリア戦の先発組もいて、そのひとりがCB土屋櫂大(川崎)だ。
土屋はシリア戦で今大会初出場。ハーフタイムで交代となったが、3バックの右で精力的にプレー。往来の4バックではなく3バックで臨んだ点に関しては「問題ない」と話した一方で、連係面では課題があったと振り返る。
「2失点を喫した点はもう一度、振り返らないといけない。チームとしての守備や連係もそうですし、組織的に守るところをブラッシュアップしたいと思う」
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チームとしても、個人としても悔しさが残る一戦だったのは間違いない。
改めて感じたアジアの厳しさ。一昨年7月のU-17アジアカップ、同年秋のU-17ワールドカップにも出場した経験を持つ土屋にとって、再確認する部分は少なくなかった。
「アジアはラフに戦って、ボールを蹴ってくる。ボールを持たれて崩されたわけではないのに、自分たちから崩れてしまった。自分たちのイージーなミスから失点してしまったので、アジアを戦ううえで自分たちから崩れないことが大事だと思った」
今季に川崎フロンターレU-18からトップチームに昇格。プロの世界に飛び込み、長谷部茂利監督のもとで新たな一歩を踏み出した。「プロ1年目でもあるし、U-20ワールドカップがある年でもある。今シーズンは勝負の年」(土屋)。覚悟を持ってルーキーイヤーをスタートさせているだけに、このアジアカップも土屋にとっては成長スピードを加速させるうえで大事な場となる。
大会前には、幼少期から親交を深め、世代別代表でチームメイトだった同学年のDF小杉啓太(ユールゴーデン)からエールをもらった。また、U-17アジアカップやU-17ワールドカップで共闘したFW道脇豊(ベフェレン)とは、このアジアカップで久しぶりに再会。「負けてられない」という想いが芽生え、自身の向上心に灯がついた。
新たな環境やかつての仲間から刺激を受ける川崎の成長株は、このまま終われない。シリア戦の悔しさをバネにさらなる成長を目ざす。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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改めて感じたアジアの厳しさ。一昨年7月のU-17アジアカップ、同年秋のU-17ワールドカップにも出場した経験を持つ土屋にとって、再確認する部分は少なくなかった。
「アジアはラフに戦って、ボールを蹴ってくる。ボールを持たれて崩されたわけではないのに、自分たちから崩れてしまった。自分たちのイージーなミスから失点してしまったので、アジアを戦ううえで自分たちから崩れないことが大事だと思った」
今季に川崎フロンターレU-18からトップチームに昇格。プロの世界に飛び込み、長谷部茂利監督のもとで新たな一歩を踏み出した。「プロ1年目でもあるし、U-20ワールドカップがある年でもある。今シーズンは勝負の年」(土屋)。覚悟を持ってルーキーイヤーをスタートさせているだけに、このアジアカップも土屋にとっては成長スピードを加速させるうえで大事な場となる。
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新たな環境やかつての仲間から刺激を受ける川崎の成長株は、このまま終われない。シリア戦の悔しさをバネにさらなる成長を目ざす。
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