現地２月16日に開催されたプレミアリーグの第25節で、遠藤航が所属するリバプールはウォルバーハンプトンとホームで対戦。２－１で接戦を制した。

　開始15分にルイス・ディアスのゴールで先制したリバプールは、37分にモハメド・サラーのPKで加点する。

　しかし、後半はシュート０本に終わったなか、67分に被弾。逃げ切りを図るため、71分に投入されたのが、遠藤だった。

　32歳の“クローザー”は、役割を全う。重要な局面でのデュエルで、二度のファウルを誘発し、チームメイトから拍手を受けた。

　この奮闘ぶりを現地サポーターも称えている。リバプールの専門サイト『THIS IS ANFIELD』は「アルネ・スロット監督がエバートン戦のミスから学んだ後、エンドウは『戦士』として称賛された」と題して記事を掲載。次のように綴った。

「エンドウは、リバプールが最後の瞬間まで耐える必要があったなか、ウルブスに２－１で苦戦して勝利した後に、サポーターの称賛の的となった」
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　そして、SNS上のリバプールファンの声を紹介している。

「試合を締めくくるエンドウは必須だ。彼はまさにそれをもたらす」
「今日、彼がいなかったら、間違いなくこの試合は引き分けになっていただろう」
「エンドウが登場し、30分間の短いシフトをこなす姿は注目されないことはない。身体を張るこの男を愛さずにはいられない！」
「今日のリバプールのプレーの多くは消極的で、中途半端なものだったが、エンドウが登場し、身体を張ってチャレンジし始めた。またも戦士のようなカメオ出演だ」
「我々には専門の守備的MFが一人いる。それがエンドウだ。彼の危険を読む能力は我々のMF全員よりはるかに優れている」
「エンドウのような選手が、試合の最後の10分に出場してボールを奪い返し、ファウルを誘い、試合の流れを遅くしてくれるのは、本当に助かる」

　ミッドウィークのエバートン戦では遠藤を起用せず、土壇場で２－２の同点に追いつかれて勝点２を失っていただけに、日本代表キャプテンの重要性が改めてクローズアップされる結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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