マン・オブ・ザ・マッチは?
2023年12月2日に開催されたJ1昇格プレーオフ決勝で対戦した東京ヴェルディと清水エスパルス。土壇場のPKで追いついた前者がレギュレーション(引き分けの場合は年間順位の上位がJ1昇格)によってトップリーグに返り咲いた激闘から1年2か月半の時を経て、その両チームが再び国立競技場で激突した。
2025年2月16日、大観衆が詰めかけた国立競技場でのJ1開幕節で立ち上がりから勢いよく攻撃を仕掛けたのは4-3-3システムで戦う清水だった。トップ下の乾貴士、ボランチのマテウス・ブエノを起点に相手陣内に進入したのだ。
そんな清水に対し、3-4-2-1システムで臨んだ東京Vは5バックや4バックにもなる可変システムで清水の攻撃を防ぐなど、組織立った守備で対抗した。
時間の経過とともに中盤での潰し合いが目立つなど試合は拮抗状態となり、どちらが流れを掴んでもおかしくない展開になった。そんな中で先制したのは23年のJ1昇格プレーオフと同じく清水。40分、右サイドからの高木践のクロスに頭で合わせた北川航也のゴールで均衡を破った。
2025年2月16日、大観衆が詰めかけた国立競技場でのJ1開幕節で立ち上がりから勢いよく攻撃を仕掛けたのは4-3-3システムで戦う清水だった。トップ下の乾貴士、ボランチのマテウス・ブエノを起点に相手陣内に進入したのだ。
そんな清水に対し、3-4-2-1システムで臨んだ東京Vは5バックや4バックにもなる可変システムで清水の攻撃を防ぐなど、組織立った守備で対抗した。
時間の経過とともに中盤での潰し合いが目立つなど試合は拮抗状態となり、どちらが流れを掴んでもおかしくない展開になった。そんな中で先制したのは23年のJ1昇格プレーオフと同じく清水。40分、右サイドからの高木践のクロスに頭で合わせた北川航也のゴールで均衡を破った。
清水の1点リードで迎えた後半、最初の決定機を掴んだのは清水だった。51分、相手のミスをきっかけにカピシャーバがGKと1対1に。しかし、マテウスの好守に阻まれ、アウェーチームは追加点とならなかった。
早い時間帯に追いつきたい東京Vは56分、染野唯月、平川怜、新井悠太を投入。中盤から前の選手3人を入れ替え、巻き返そうとした。だが、追加点を奪えない清水と同様、東京Vも攻撃がどこかチグハグで上手くボールを回せていない印象だった。
組み立ての局面で苦戦気味の東京V、仕掛けの局面でもう1本のパスが繋がらない清水と双方とも決め手を欠いた試合は結局、そのまま終了した。
23年J1プレーオフ決勝以来の再戦は清水エスパルスに軍配。東京ヴェルディを1-0で下して“リベンジ”を果たしている。
マン・オブ・ザ・マッチを選ぶなら、清水の宇野禅斗。ピッチを縦横無尽に走り回り、ボールに食らいつく姿勢がかなりポジティブに映った。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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