「ガクよりも頑張ることが大事。日本の勝利に貢献したい」
U-20アジアカップ(U-20ワールドカップのアジア最終予選/出場枠は上位4か国)が中国で開幕し、船越優蔵監督が率いるU-20日本代表は2月14日に初戦でタイと相まみえ、3-0で勝利。白星スタートを切った。
4チームで争うグループステージを突破する条件は2位以内。まずは最初の関門を突破し、ノックアウトステージ進出に向けて一歩前進した。
一夜明けた15日、チームは午前中にトレーニングを実施。タイ戦で45分以上、ピッチに立った選手はリカバリーメニューをこなし、残りの面々は羽田憲司コーチのもとで1時間ほど身体を動かした。
タイ戦に先発したFW高岡伶颯(日章学園3年/サウサンプトン加入内定)もリカバー組のひとり。仲間と笑顔で談笑しながらジョギングや体幹トレーニングに励み、17日のシリア戦に向けて調整を進めた。
高岡にとって、公式戦は昨年末の選手権以来となる。同大会の初戦でハットトリックをマークし、続く2回戦でも1得点したが、チームは1-2で敗戦。試合後は涙に暮れた高岡は、「野心は絶対に忘れない」という言葉でさらなる成長を誓った。
あれから約1か月半。選手権後はサウサンプトンに渡り、トレーニングに参加。加わったカテゴリーこそ明かさなかったものの、新たな刺激を得た。
「身体が大きな相手と戦うにあたって、どれだけ身体がぶれないか。そこで崩れないようにしないといけない。上に行くためにはフィジカルが改めて大事だと感じた」
【画像】ワールドカップの出場権をかけてアジアカップに挑むU-20日本代表招集メンバーを一挙紹介!
4チームで争うグループステージを突破する条件は2位以内。まずは最初の関門を突破し、ノックアウトステージ進出に向けて一歩前進した。
一夜明けた15日、チームは午前中にトレーニングを実施。タイ戦で45分以上、ピッチに立った選手はリカバリーメニューをこなし、残りの面々は羽田憲司コーチのもとで1時間ほど身体を動かした。
タイ戦に先発したFW高岡伶颯(日章学園3年/サウサンプトン加入内定)もリカバー組のひとり。仲間と笑顔で談笑しながらジョギングや体幹トレーニングに励み、17日のシリア戦に向けて調整を進めた。
高岡にとって、公式戦は昨年末の選手権以来となる。同大会の初戦でハットトリックをマークし、続く2回戦でも1得点したが、チームは1-2で敗戦。試合後は涙に暮れた高岡は、「野心は絶対に忘れない」という言葉でさらなる成長を誓った。
あれから約1か月半。選手権後はサウサンプトンに渡り、トレーニングに参加。加わったカテゴリーこそ明かさなかったものの、新たな刺激を得た。
「身体が大きな相手と戦うにあたって、どれだけ身体がぶれないか。そこで崩れないようにしないといけない。上に行くためにはフィジカルが改めて大事だと感じた」
【画像】ワールドカップの出場権をかけてアジアカップに挑むU-20日本代表招集メンバーを一挙紹介!
国際舞台の公式戦は一昨年秋のU-17ワールドカップ以来。4戦4発でブレイクを果たした大会以降は日の丸を背負って戦う場と縁がなかっただけに、今大会にかける想いも強い。
「最高の雰囲気でできる。あとは自分に求められたものをしっかり発揮したい」
U-20代表に合流してからはイングランドで学んだことを活かしつつ、試合勘を取り戻しながらアジアカップに備えてきた。タイ戦は最前線でプレーし、1.5列目のMF佐藤龍之介(岡山)とのコンビで相手を撹乱。守備では高い位置から積極的にプレスをかけ、攻撃ではタイミングの良い裏抜けでチャンスに関与した。自分よりも大柄な相手にも先に身体をぶつけ、より優位な状況で飛んで競り勝つシーンも目立った。
今やるべきことに集中する――。そのスタンスは変わらない。14日には世代別代表でチームメイトだったFW名和田我空(神村学園→G大阪)がJ1開幕戦でさっそくデビュー。その情報はもちろん把握して刺激にもなったが、良い意味で気にしていない。
「開幕スタメンは凄いこと。でも、ガクよりも頑張ることが大事だし、まずは日本の勝利にしっかり貢献したい」
ライバルたちに影響されず、どんな時も矢印は自分に向ける。そういったスタンスで今までも努力を重ね、壁を超えてきた。次なる相手はシリア。初戦で韓国に1-2で敗れているが、フィジカルが特長で情報も少ない難敵だ。
高岡はどんなプレーを見せるのか。「フォワードに求められているのはゴール。しっかりチームに貢献して、次はゴールを決めます」。力強く宣言した背番号20は自分の力を信じ、意気揚々と次戦に挑む。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
【画像】ニールセン新監督の初陣となる“SheBelieves Cup”! 強豪国との連戦に挑む日本女子代表招集メンバーを一挙紹介!
【記事】「日本は強すぎる」「アジアで唯一無二」白星発進の船越ジャパンに中国驚嘆!タイを3-0粉砕「大人が子供を殴る感じだった」【U-20アジア杯】
【記事】「俺とお前、誕生日が一緒。負けねえからな」。自分の運命を変えた盟友と刻んだW杯への第一歩。石井久継が実感「リオンが決めて心強かった」【U-20アジアW杯】
「最高の雰囲気でできる。あとは自分に求められたものをしっかり発揮したい」
U-20代表に合流してからはイングランドで学んだことを活かしつつ、試合勘を取り戻しながらアジアカップに備えてきた。タイ戦は最前線でプレーし、1.5列目のMF佐藤龍之介(岡山)とのコンビで相手を撹乱。守備では高い位置から積極的にプレスをかけ、攻撃ではタイミングの良い裏抜けでチャンスに関与した。自分よりも大柄な相手にも先に身体をぶつけ、より優位な状況で飛んで競り勝つシーンも目立った。
今やるべきことに集中する――。そのスタンスは変わらない。14日には世代別代表でチームメイトだったFW名和田我空(神村学園→G大阪)がJ1開幕戦でさっそくデビュー。その情報はもちろん把握して刺激にもなったが、良い意味で気にしていない。
「開幕スタメンは凄いこと。でも、ガクよりも頑張ることが大事だし、まずは日本の勝利にしっかり貢献したい」
ライバルたちに影響されず、どんな時も矢印は自分に向ける。そういったスタンスで今までも努力を重ね、壁を超えてきた。次なる相手はシリア。初戦で韓国に1-2で敗れているが、フィジカルが特長で情報も少ない難敵だ。
高岡はどんなプレーを見せるのか。「フォワードに求められているのはゴール。しっかりチームに貢献して、次はゴールを決めます」。力強く宣言した背番号20は自分の力を信じ、意気揚々と次戦に挑む。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
【画像】ニールセン新監督の初陣となる“SheBelieves Cup”! 強豪国との連戦に挑む日本女子代表招集メンバーを一挙紹介!
【記事】「日本は強すぎる」「アジアで唯一無二」白星発進の船越ジャパンに中国驚嘆!タイを3-0粉砕「大人が子供を殴る感じだった」【U-20アジア杯】
【記事】「俺とお前、誕生日が一緒。負けねえからな」。自分の運命を変えた盟友と刻んだW杯への第一歩。石井久継が実感「リオンが決めて心強かった」【U-20アジアW杯】