ボールポゼッションはスイス、ゴールに近づいたのはフランス。
6月19日(現地時間)、EURO2016のグループステージで、フランスは0-0でスイスと引き分けた。
【PHOTOギャラリー】ポグバが躍動するも、フランスはノーゴールでスイスと引き分ける
前節で2勝目を挙げて決勝トーナメント進出を果たした開催国フランスは、ここまで大活躍のパイエをはじめ、主力を一部温存。一方、2位以内を確定するために勝点が欲しいスイスは、ほぼこれまで通りのメンバーだが、CFをセフェロビッチから19歳のエムボロに代えてきた。
フランスは過去2戦と違い、伸び伸びとプレーできている印象。ボールを奪ってから、速くスムーズに相手陣内の深い位置までボールを運び、崩し切らないうちから積極的にシュートを撃っていく。
ここで存在感を示したのがポグバ。開始2分でチームのファーストシュートを放ち、12分にもGKゾマーが取り損なうミドル、そして18分には中央でのドリブルからクロスバー直撃の強烈なシュートを披露するなど、ゴールに近い位置で効果的なプレーを披露した。
フランスは、この試合で今大会初先発の選手が活躍。シッソコは突破力を存分に発揮し、17分にはグリエーズマンとの連係から右サイドを攻略、ゴール前までボールを運んでチャンスを創出した。
また中盤の底に就いたキャバイエは、読みの良さと強さを発揮し、幾度も相手からボールを奪取して、ピンチの芽を摘み取った。
対するスイスは、ボールを持つ時間はフランスよりも長いが、相手の守備の良さと素早い攻撃に苦しんだ。
前線でエムボロが躍動し、サイドからの崩しを再三試みたが、フランス・ゴールに近づいたのは、8分にCKから混戦になったのと、21分にメーメディが左から切れ込んでミドルを放ったシーンぐらいだった。
後半は開始からしばらくスイスが攻勢に立ち、サイドの崩しなどから好機を作る。対するフランスは、前半同様にボール奪取から速い攻めを展開。8分にはジニャクがシュートまで持ち込み、直後にはグリエーズマンのボール奪取からあわやの場面を作り出した。
さらに57分、フランスはポグバが粘って繋いだボールをグリエーズマンがジニャクに渡し、リターンを受けて決定的なシュートを放つが、ボールはGKゾマーの守備範囲内に飛んだ。
後半はスイスのボールポゼッションが前半以上に高まるが、フランスは63分にコマンに代えてパイエを投入して流れを変えようとする。
ここからしばらく試合は膠着するが、フランスは75分、シッソコが自陣からドリブルで突き進み、右からクロスを上げると、並走していたパイエがダイレクトボレーで合わせたが、ボールはクロスバーに弾き返された。パイエは79分にも、こぼれ球から強烈なシュートを放った(わずかに枠外)。
77分にはグリエーズマンに代えてマテュイディを投入し、中盤を厚くしたフランス。一方、スイスは攻める時間が長いながらも、86分に守備の強いランクを起用し、残り時間で無失点を維持することを重視する。
その後、アディショナルタイムにスイスが右サイドから最後の攻めを試みるも得点とはならず、試合は終了。フランスは首位通過で開催国としての最初の義務を果たし、2位確定のスイスは4回目の出場で初めて決勝トーナメント進出を果たした。
【PHOTOギャラリー】ポグバが躍動するも、フランスはノーゴールでスイスと引き分ける
前節で2勝目を挙げて決勝トーナメント進出を果たした開催国フランスは、ここまで大活躍のパイエをはじめ、主力を一部温存。一方、2位以内を確定するために勝点が欲しいスイスは、ほぼこれまで通りのメンバーだが、CFをセフェロビッチから19歳のエムボロに代えてきた。
フランスは過去2戦と違い、伸び伸びとプレーできている印象。ボールを奪ってから、速くスムーズに相手陣内の深い位置までボールを運び、崩し切らないうちから積極的にシュートを撃っていく。
ここで存在感を示したのがポグバ。開始2分でチームのファーストシュートを放ち、12分にもGKゾマーが取り損なうミドル、そして18分には中央でのドリブルからクロスバー直撃の強烈なシュートを披露するなど、ゴールに近い位置で効果的なプレーを披露した。
フランスは、この試合で今大会初先発の選手が活躍。シッソコは突破力を存分に発揮し、17分にはグリエーズマンとの連係から右サイドを攻略、ゴール前までボールを運んでチャンスを創出した。
また中盤の底に就いたキャバイエは、読みの良さと強さを発揮し、幾度も相手からボールを奪取して、ピンチの芽を摘み取った。
対するスイスは、ボールを持つ時間はフランスよりも長いが、相手の守備の良さと素早い攻撃に苦しんだ。
前線でエムボロが躍動し、サイドからの崩しを再三試みたが、フランス・ゴールに近づいたのは、8分にCKから混戦になったのと、21分にメーメディが左から切れ込んでミドルを放ったシーンぐらいだった。
後半は開始からしばらくスイスが攻勢に立ち、サイドの崩しなどから好機を作る。対するフランスは、前半同様にボール奪取から速い攻めを展開。8分にはジニャクがシュートまで持ち込み、直後にはグリエーズマンのボール奪取からあわやの場面を作り出した。
さらに57分、フランスはポグバが粘って繋いだボールをグリエーズマンがジニャクに渡し、リターンを受けて決定的なシュートを放つが、ボールはGKゾマーの守備範囲内に飛んだ。
後半はスイスのボールポゼッションが前半以上に高まるが、フランスは63分にコマンに代えてパイエを投入して流れを変えようとする。
ここからしばらく試合は膠着するが、フランスは75分、シッソコが自陣からドリブルで突き進み、右からクロスを上げると、並走していたパイエがダイレクトボレーで合わせたが、ボールはクロスバーに弾き返された。パイエは79分にも、こぼれ球から強烈なシュートを放った(わずかに枠外)。
77分にはグリエーズマンに代えてマテュイディを投入し、中盤を厚くしたフランス。一方、スイスは攻める時間が長いながらも、86分に守備の強いランクを起用し、残り時間で無失点を維持することを重視する。
その後、アディショナルタイムにスイスが右サイドから最後の攻めを試みるも得点とはならず、試合は終了。フランスは首位通過で開催国としての最初の義務を果たし、2位確定のスイスは4回目の出場で初めて決勝トーナメント進出を果たした。