現地時間２月12日に開催されるチャンピオンズリーグの決勝トーナメント・プレーオフ第１レグで、前田大然と旗手怜央を擁するセルティックは、伊藤洋輝が所属するバイエルン・ミュンヘンとホームで対戦する。

　今季にバイエルンに加入するも、怪我でまだデビューを果たせていない伊藤の遠征メンバー入りが決定。日本代表対決としても注目を集めるこの一戦を、英メディア『90min』が展望しており、スコアは１－１と予想している。

「セルティックは自軍ファンの前でのパフォーマンスがプレーオフ進出に繋がったが、ホームでの３勝は24位以内に入れなかったチームが相手だった。それに比べ、バイエルンのクオリティはかなり上がるものの、ソフトな一面もあるチームだ。

　セルティックが来るであろう嵐を乗り切り、グラスゴーの雰囲気に相応しいプレーができれば、結果を残せるかもしれない。バイエルンのカウンターアタックに対する脆さは、フェイエノールト戦とアストン・ヴィラ戦で露呈した。先月はスロバン・ブラチスラバでさえ成功を収めている。バイエルンが格上なのは理解できるが、ホームチームにチャンスはある」
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　また、英紙『Daily Record』の記者陣は、直近３戦６発と大爆発している前田の出場停止処分軽減が認められ、バイエルンとの第１レグから出られるようになった点に着目。それぞれ、次のような見解を示している（括弧内はスコア予想）。

ギャビン・ベリー氏（１－１）
「バイエルンはエールディビジで５位のフェイエノールトに０－３の大敗を喫した。一方で、ブレンダン・ロジャーズ監督のチームは、特にダイゼン・マエダを起用できる大きな後押しがあり、アリアンツ・アレーナで行なわれるリターンレグを前に、少なくともタイスコアで生き残るのに十分な力を持っている」

フレイザー・ウィルソン氏（２－２）
「万全の態勢で臨み、パークヘッドの熱気で活気づいたセルティックなら、ブンデスリーガの巨人とも互角に渡り合えるだろう。前線３人はバイエルンを苦しめられるため、ダイゼン・マエダが起用可能なのは非常に大きい。ドロースコアはセカンドレグへの希望となるだろう」

　先勝に越したことはないが、少なくともビハインドでの折り返しは避けたい。超が付くほど絶好調の前田がキーマンになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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