アンジェ・ポステコグルー監督が率いるトッテナムは現地時間２月６日、リーグカップ準決勝の第２レグで、遠藤航が所属するリバプールと敵地アンフィールドで対戦。第１レグは１－０で勝利を収めていたなか、１か月越しの再戦では０－４で敗れ、決勝進出を逃した。

　2007-08シーズンにリーグカップを制して以来、長きに渡って続く無冠期間に終止符へ――。モチベーション高く、大一番に臨んだトッテナムだが、34分にコディ・ガクポに被弾。前半のうちに２戦合計１－１にされると、後半開始直後にPKでモハメド・サラーに勝ち越し点を奪われてしまう。

　その後も75分にドミニク・ソボスライ、80分にフィルジル・ファン・ダイクにネットを揺らされ、屈辱の大敗を喫した。
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　ポステコグルー監督は試合後、英公共放送『BBC』のインタビューに対応。敗戦を悔やむとともに「リバプールは今夜の我々にとってあまりにも良かった」と、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグでも絶好調の相手を称えた。

「自分たちが望んでいたような形で試合に入れず、主導権を握られてしまった。彼らがリズムに乗ると、私たちが足場を固めるチャンスを得られなかった。それにボールを持っている時も持っていない時も、受け身になりすぎていた。これは教訓だと思う。自分たちがやりたいフットボールから逃げてはいけない」

　また、トッテナムの監督就任２シーズン目でのタイトル獲得に関して問われた際は、こう伝えた。

「今夜は良いチャンスを逃してしまった。決勝に進むには良い位置にいた。誰も私を励ます必要はない。私が選手たちを励ますだけだ」

　もっとも、FAカップとヨーロッパリーグではまだタイトル獲得の可能性が残されている。まずは、２月９日に行なわれるFAカップ４回戦で、アストン・ビラを倒す必要がある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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